3Dプリンターを購入または検討している方の中にはRaise3Dシリーズを知っている方も多いのではないでしょうか?業界のトップクラスの性能を誇るシリーズであり、コストパフォーマンスが魅力で多くの企業が導入しています。
そこで本記事ではRaise3Dシリーズ中から「Raise3D E2CF」について紹介します。魅力や特徴、機能、またRaise3Dシリーズのおすすめプリンターも併せて紹介します。
「Raise3Dシリーズって何を買えばいいの?」「自社に最適なプリンターが欲しい」という方はぜひ最後までご覧ください。
Raise3Dシリーズとは?

「Raise3Dシリーズ」とは、アメリカに本社を置くRaise3D社が発売・生産している3Dプリンターシリーズです。アメリカの有名雑誌「Make誌」で度々取り上げられる3Dプリンターであり、3Dプリンターランキングで1位を獲得したこともあるほどの性能を持っています。
なぜRaise3Dシリーズはこんなにも人気が高いのか?それは企業が3Dプリンターを選ぶ際のポイントを満たしていることが挙げられます。企業が3Dプリンターを導入する際に選ぶポイントとして、
- 造形サイズ
- 造形精度
- サポート体制の充実さ
- 使用できるフィラメントの種類
- 安定性
が挙げられます。Raise3Dシリーズはこの5点の条件を満たしているからこそ人気が高いと言えるでしょう。
また、3Dプリンターは紹介した条件以外にも選ぶべきポイントがあるため「3Dプリンターの選び方」について知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。
Raise3D E2CFの特徴
まずはRaise3D E2CFの特徴について以下3点解説します。
- 高性能デュアルヘッド搭載
- 複数のファイバーフィラメントに対応
- 専用ドライボックス対応
高性能デュアルヘッド搭載
Raise3D E2CFはエクストルーダーにディアルギアを搭載し「ミラーモード」「複製モード」の同時造形が可能です。片側造形中は使用しないヘッドが隠れるため、樹脂垂れなど造形物への被害を抑えることができます。
また、トルクの向上によって特にノズル詰まりのリスクが高い「ファイバー系フィラメント」を吐出でき、造形することが可能になります。
複数のファイバーフィラメントに対応
3Dプリンターは使用できるフィラメントの数が限られていることも多く、限定した造形物しか作れません。例えば、「Raise3D E2CF」は強化繊維複合樹脂での造形が可能ですが、同Raise3Dシリーズ「Raise3D E2」では使用できません。
3Dプリンターのスペックを測る1つの指標として、多数のフィラメントに対応しているということは大きなメリットと言えるでしょう。
専用ドライボックス対応
専用ドライボックスによって吸湿性の高いフィラメントの保管、ケース内からの材料供給を行うことで造形中の吸湿も防止できます。新品の乾燥剤を使用した場合、一般的な室内環境温度であれば1ヶ月以上湿度を20%以下に保つことができます。
Raise3D E2CFの魅力

Raise3D E2CFの魅力は、
- 強化繊維複合樹脂の使用が可能
- コストパフォーマンスの高さ
にあります。
先述した通り、従来のRaise3D E2では強化繊維複合樹脂を使用できません。強化繊維複合樹脂はABSと比較して曲げ、引っ張り、衝撃への強度が高く耐熱性にも優れています。そのため、強度のある造形物を作ることができます。
また、コストパフォーマンスも高くRaise3Dシリーズの中でも高スペックであるにも関わらず値段は100万円以下に抑えられています。
お手頃な価格で各種強度の高い造形物を作成できるというのは、他の3Dプリンターの中でも珍しく多くの企業が導入する理由です。
Raise3D E2CFの価格はいくら?

Raise3D E2CFは3Dプリンター専門ショップ「Fabmart」で購入することができ、価格は¥943,800(税込)となっています。
また、Fabmartで3Dプリンターを購入すると会員登録をしていれば、ポイントが付与されます。そのため、ポイントを使用して各種付属品やフィラメントなど購入も可能です。
Raise3D E2CFのスペックについては以下を参照ください。
造形材料:PA12 CF、PPA CF、PPS CF、PET CF、サポート材料
造形サイズ:330 x240 x240 mm
積層ピッチ:0.1〜0.25mm
造形方式:FDM(FFF・熱溶解樹脂積層方式)
価格:¥943,800(税込)
Raise3Dプリンターの特徴

「3Dプリンターと言えばRaise3Dシリーズ」という言葉を耳にしたことがある方も多いかと思いますが、なぜ人気なのでしょうか?他の機種より選ばれやすい理由以下3つを紹介します。
- トップクラスの造形速度
- 200時間以上の造形
- タッチパネルによる高い操作性
トップクラスの造形精度
Raise3Dシリーズはトップクラスの造形精度を誇り、積層ピッチ0.01mmから造形可能です。3Dプリンターのスペックを測る指標の1つとして積層ピッチの薄さがあります。積層ピッチが厚ければ造形物は脆く壊れやすくなります。
また、表面を滑らかに仕上げることもできるためより細かい造形を実現できます。
200時間以上の造形
3Dプリンターは造形時間が長ければ長いほど造形物の精度は低くなり、故障やトラブルの原因となる可能性も高くなります。また、造形は一度失敗すると1からやり直さなければいけません。
しかし、Raise3Dシリーズは頑丈な機械構造による高い安定性を誇り、Z軸6本、X/Y軸十字ボールねじ・ボールブッシュを採用しているため、プラットフォームのズレが生じず200時間以上の安定した造形が可能です。
タッチパネルによる高い操作性
3Dプリンターを企業に導入するにあたって問題となるのが、操作方法に戸惑い定着するまでに時間がかかることです。多くの機能が搭載されていれば一見優秀なスペックに思えますが、使いにくければ意味がありません。
Raise3Dシリーズはタッチパネルを搭載しているため、簡単に操作・設定の変更ができます。また、造形中の進行状況を確認できるため、造形残り時間や造形物の完成度を一目で確認できます。
充実したサポート体制
Raise3Dシリーズは取扱説明書など英語での表記が多く、使いこなせるまで時間や労力がかかります。そのため、社内での定着に時間がかかり業務の効率化がうまくいかないこともあるでしょう。
しかし、Raise3Dの日本総代理本店である日本3Dプリンター株式会社は、電話の対応や24時間メールでの質問受付を行っているため「故障やトラブルが発生した」「操作方法がわからない」など起きた場合、即座に解決できます。
Raise3Dシリーズのおすすめプリンター

ここからはRaise3Dシリーズのプリンターを紹介します。「Raise3D E2CF」と比較して自社に適したプリンターを見つけてみてください。紹介する機種は下記3つです。
- Raise3D Pro3
- Raise3D Pro3 Plus
- Raise3D E2
Raise3D Pro3

Raise3D Pro3はRaise3D Pro2の後継機種でヘッドの軽量化により造形の安定性が向上、従来機種に比べてメンテナンスの手軽さや操作性に優れているのが特徴です。
Raise3D Pro2に比べて価格が高くなってはいますが、機能や操作性が格段に向上しているため高いコストパフォーマンスを誇っており、人気の高い機種となっています。
造形材料:T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc
造形サイズ:300 x300 x300 mm
積層ピッチ:0.01〜0.65mm
造形方式:FDM/FFF (Fused Filament Fabrication) 方式
価格:¥902,000(税込)
Raise3D Pro3 Plus

Raise3D Pro3 PlusはRaise3D Pro2 Plusの後継機種でRaise3D Pro3と比較して、シングルヘッド造形時(造形サイズ)や本体重量以外でのスペックにあまり変わりはありません。
造形材料:T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc
造形サイズ:300 x300 x605 mm
積層ピッチ:0.01〜0.65mm
造形方式:FDM/FFF (Fused Filament Fabrication) 方式
価格:¥1,188,000(税込)
Raise3D E2

Raise3D E2はRaise3D E2CFの前に発売された機種でProシリーズと比較すると機能を抑えている反面、低価格になっているのが特徴です。本記事でも紹介した通り、Raise3D E2CFと比較すると価格は安いですが機能は劣ります。
「プリンターを長く使い続けたい」「業務の効率化を図りたい」などであればRaise3D E2CFをおすすめします。
造形材料:PLA、ABS、HIPS、PC、TPU、TPE、PA、PETG、ASA、PP、PVA など
造形サイズ:330 x240 x240 mm
積層ピッチ:0.02〜0.65mm
造形方式:FDM(FFF・熱溶解樹脂積層方式)
価格:¥547,800(税込)
また、Raise3D E2についてさらに詳しく知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。
Raise3D E2CFを購入するならFabmart

本記事ではRaise3D E2CFの特徴や魅力について解説しました。Raise3Dプリンターは3Dプリンターの中でも特に人気のある機種で品切れによる可能性もあります。そのため、購入を検討しているのであれば早めの注文がおすすめです。
また、Fabmartでは3Dプリンターに関する相談や見積もり依頼など無料で受け付けております。「導入に失敗したくない」「なるべく予算を抑えたい」という方はぜひFabmartでの購入を検討してみてください。





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