使いやすさという点で3Dプリンターを比較した際には正直あまり変わりません。
最近ではほとんどの3Dプリンターにオートキャリブレーション機能(テーブルの高さを自動調整してくれる機能)がついています。
ただ、3Dプリンターの機種によって造形に失敗しやすいかどうかの違いがあります。
やはり、安い3Dプリンターの機種になると造形に失敗する場合があります。
3Dプリンターがなぜ造形に失敗してしまうかというと、大きな原因は2つあります。
造形物が反ってしまいプリント中にテーブルから離れてしまった場合、造形に失敗することがあります。
特に、大きな造形物を出力した場合に反ることが多いです。
スライサーの計算が失敗する場合です。
スライサーとは、3Dプリントする際に自動で3Dモデルを輪切りにして3Dプリントできるように計算してくれるソフトです。
このスライサーは3Dプリンターメーカーごとに違っており、安価な3Dプリンターの場合、このスライサーの精度が良くなかったりします。
上記2つを踏まえた上でおすすめする3Dプリンターは、Raise3Dです。
Raise3Dの現行モデルは、デュアルヘッド搭載の「Raise3D Pro2」と「Raise3D Pro2 Plus」があります。(シングルヘッドのN2Sシリーズは2020年2月1日をもって製造終了しました。)
造形マテリアル | T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc |
最大造形サイズ | 305W×305D×300H mm |
積層ピッチ | 0.01〜0.65mm |
造形マテリアル | T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc |
最大造形サイズ | 305W×305D×605H mm |
積層ピッチ | 0.01〜0.65mm |
Raise3Dは200時間を超える造形も安定して造形することができます。
しかも、Raise3Dで使われているスライサーは、独自開発のソフトウェア「ideaMaker」が採用されています。
ideaMakerはサポート部分が自動的に生成され、業界トップクラスの取り外しやすさを誇ります。また、難しいデータでもスマートにスライスすることができ、複雑性の高い造形ができます。
さらにノズル詰まりも起こりにくいので、初めての方でも安心して使っていただける3Dプリンターです。
もし興味があって現物を見てみたいという方は、直接現物を確認していただくことも可能ですので、こちらよりお問い合わせください。
Raise3Dについてもっと詳しく知りたい方は、Raise3D特設紹介サイトをご覧ください。
ただ、Raise3Dは価格が高いので、もっと安く抑えたいという方にはUPシリーズの3Dプリンターがおすすめです。
UPシリーズは機種によって造形サイズが異なり、小さいもの(UP Mini2 ES、UP Plus2)は筐体もコンパクトで持ち運びが楽にできます。
造形マテリアル | ABS、ABS+、PLA、木質(Wood) |
最大造形サイズ | 12×12×12 cm |
積層ピッチ | 0.15〜0.35mm |
造形マテリアル | ABS、PLA |
最大造形サイズ | 14×14×13 cm |
積層ピッチ | 0.15〜0.40mm |
造形マテリアル | ABS、ABS+、PLA、etc |
最大造形サイズ | 255×205×205 mm |
積層ピッチ | 0.10〜0.40mm |
UPシリーズは、発売当時から 高精度で高速な造形が際立っていました。
メイカーズ界隈ではUPシリーズの3Dプリンターが使われていることが多く、安定した造形ができるので信頼性も高いです。他の家庭用3Dプリンターを圧倒する高性能さがウリです。
どの3Dプリンターを購入するか悩まれた方は、造形できるサイズが小さくていいというのであれば、「UP Mini2 ES」をおすすめします。
見た目がキレイな造形出力ができるおすすめの3Dプリンターをご紹介!
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