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日本製3Dプリンターの国内メーカー7選!メーカーごとのおすすめ機種も紹介

【2026】日本製3Dプリンターの国内メーカー7選!メーカーごとのおすすめ機種も紹介

「3Dプリンターを導入したいが、日本製と海外製のどちらを選ぶべきか分からない」「日本製3Dプリンターは、それぞれ何が違うのか知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

3Dプリンターは機種ごとに性能や価格が異なるだけでなく、メーカーによって得意分野やサポート体制、対応できる材料も変わります。特に日本製3Dプリンターは、研究開発や製造業などの現場で選ばれることが多い一方で、自社の用途に合わない3Dプリンターを選んでしまう可能性もあります。

そこで本記事では、日本製3Dプリンターを製造している国内メーカーを7社、強みや特徴、おすすめの日本製3Dプリンターを分かりやすく紹介します。

日本製の3Dプリンターの特徴

日本製の3Dプリンターの特徴

日本製の3Dプリンターは海外製とは異なり、さまざまな特徴を持っています。ここでは主に3つの特徴を紹介します。

  1. 高品質かつ高い安定性
  2. アフターサポートの質が高い
  3. 産業用途に対応した高機能材料が使える

①高品質かつ高い安定性

日本製の3Dプリンターの特徴としてよく挙げられるのが、本体の剛性の高さと長時間使用しても精度が落ちにくい安定性です。3Dプリンターは稼働時間が長くなるほど振動や熱の影響を受けやすく、機種によっては造形精度が徐々に低下することがあります。

その点、日本製の3Dプリンターは産業用途を想定して設計されている機種が多く、駆動部分に高精度な部品が使われているため、長時間稼働しても安定した造形品質を維持しやすい特徴があります。

②アフターサポートの質が高い

日本製の3Dプリンターが選ばれる理由の一つに、サポート体制の手厚さがあります。3Dプリンターは精密機器であるため、長く使っているとトラブルや調整が必要になることもあります。

日本製の3Dプリンターは国内にサポート拠点があるメーカーが多く、日本語で相談できるだけでなく、現地対応や訪問サポートを受けられるのです。

③産業用途に対応した高機能材料が使える

日本製の3Dプリンターは、一般的な樹脂だけでなく、高強度や耐熱性を持つ高機能材料に対応している機種が多い点も特徴です。日本製の3Dプリンターは産業用途を想定して設計されているため、エンジニアリングプラスチックやカーボン素材などにも対応している機種が多くあります。

これらの材料は温度管理が難しく、少しでも設定がずれると反りや剥がれが発生しやすいですが、日本製の3Dプリンターは庫内温度の制御やノズル温度の管理精度が高く、難しい素材でも安定して造形しやすいです。

以下の記事では、3Dプリンターを導入するメリットや活用事例についても紹介していますので、あわせてご覧ください。

【2026】3Dプリンターを導入するメリットとデメリットを解説!活用事例も紹介

日本製の3Dプリンターの選び方

日本製の3Dプリンターの選び方

日本製の3Dプリンターは、海外製の3Dプリンターを選ぶときとは異なり、以下3つの視点から選びましょう。

  1. 長期運用を前提に設計されているか
  2. 日本メーカーの材料に対応しているか
  3. 精度や再現性を重視する

①長期運用を前提に設計されているか

日本製の3Dプリンターを選ぶ際は、長期運用を前提に設計されているかどうかを確認しましょう。日本製3Dプリンターは、研究開発や製造現場などで継続的に使用されることを想定して作られている機種が多く、長時間稼働や高負荷環境でも安定して動作するよう設計されています。

海外製3Dプリンターの中には短期間の試作や個人利用を想定したモデルもあるため、業務用途で使う場合は耐久性やメンテナンス体制を重視する必要があります。

②日本メーカーの材料に対応しているか

日本製の3Dプリンターを選ぶときは、日本製の材料に対応しているかを確認することも重要な選び方のポイントです。3Dプリンターは使用できる材料によって用途が変わるため、必要な強度や耐熱性を満たせる材料に対応しているかを事前に確認する必要があります。選び方としては、

  • 対応フィラメントや樹脂の種類
  • 純正材料の有無
  • 材料メーカーとの互換性

を確認し、日本製3Dプリンターの性能を十分に活かせるかを判断しましょう。

③精度や再現性を重視する

精度や再現性を重視するのも日本製3Dプリンターにおける選定ポイントです。3Dプリンターは同じデータを何度も造形することが多いため、造形ごとのばらつきが少ない機種を選ぶ必要があります。

日本製3Dプリンターは、加工精度や制御技術が高く、安定した品質で造形できる点が強みです。選び方としては、積層ピッチや位置精度だけでなく、再現性や温度制御、キャリブレーション機能なども確認するとよいでしょう。

また、ここまで3Dプリンターの選び方について紹介しましたが、実際には機種選定だけでなく、造形前提の3Dデータを適切に作れるかどうかも重要です。どれだけ性能の高い日本製3Dプリンターを導入しても、設計データの作り方や修正方法を理解していなければ、精度や再現性を十分に引き出せません。

そこで、3Dプリンターの活用を実務につなげたい方には、「Autodesk Fusionセミナー講習」の受講を検討しましょう。Autodesk Fusionセミナー講習は、Autodesk公認でモデリング、図面化、設計変更、3Dプリント用データの書き出しまで学べるため、3Dプリンター選定後の運用力を高めたい方にも適しています。まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

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日本製3Dプリンターの主な国内メーカー7選

ここからは日本製3Dプリンターを提供している国内メーカーとメイン機種をそれぞれ解説します。

企業名 代表的な3Dプリンター 特徴
株式会社ニコン Lasermeister 100A /1000A 高精度レーザーによる補修・肉盛り造形
DMG森精機株式会社 LASERTEC 65 3D hybrid 積層+切削を1台で行える複合加工
ニデックマシンツール株式会社 LAMDAシリーズ 大型部品を高速造形できる
株式会社キーエンス AGILISTAシリーズ オフィスで使える高精細造形
株式会社ミマキエンジニアリング 3DUJ-553/2207 1,000万色のフルカラー造形
オークマ株式会社 MU-V/MULTUS+LASER EX 積層・切削・焼入れを一体加工
株式会社ソディック LPM325/LPM450 金型向け高精度ハイブリッド造形

①株式会社ニコン

ニコンはカメラメーカーとして知られていますが、長年培ってきた光学技術や精密制御技術を活かし、金属加工分野向けの日本製3Dプリンターを発売しています。特にレーザーを用いた高精度加工に強みがあり、一般的な造形用途だけでなく、部品の補修や追加加工などにも対応できる点が特徴です。

既存の部品に金属を肉盛りして修復したり、異なる金属同士を接合したりといった高度な加工が可能で、従来の日本製3Dプリンターの枠を超えた用途で活用されています。

次世代金属加工機「Lasermeister 100A/1000A」

ニコンの代表的な3DプリンターであるLasermeisterシリーズは、金属をレーザーで溶かしながら積み上げるDED方式を採用した日本製3Dプリンターです。この機種の特徴は、造形と補修の両方を1台で行える点にあります。

センサーによって対象物の形状を自動で認識し、最適なレーザー出力を制御することで、従来は熟練技術が必要だった補修作業を自動化できます。大型モデルでは、大きな金属部品の一部だけを修理したり、形状を変更したりすることも可能で、部品を丸ごと作り直す必要がなくなります。

②DMG森精機株式会社

DMG森精機は、日本製でありながら世界的に知られる工作機械メーカーであり、3Dプリンターを製造装置の一部として発展させてきた企業です。金属3Dプリンターの分野で複数の造形方式を採用しており、粉末を敷き詰めてレーザーで溶かす方式と、ノズルから材料を供給して積層する方式の両方を提供しています。

特に特徴的なのが、積層加工と切削加工を1台で行えるハイブリッド機です。通常の3Dプリンターでは造形後に別の機械で仕上げ加工を行う必要がありますが、同社の機種ではその工程を1台で完結できます。

金属積層・切削ハイブリッド加工機「LASERTEC 65 3D hybrid」

LASERTEC 65 3D hybridは、レーザーによる金属積層とミーリング加工を同じ装置内で行えるハイブリッド型の日本製3Dプリンターです。まず積層で形状を作り、そのまま工具で削り出すことで、高い精度と滑らかな表面仕上げを同時に実現できます。

この方法により、内部に複雑な構造を持つ部品や、冷却水路を備えた金型なども高精度に製造可能です。従来は複数の工程が必要だった部品でも、1回の固定で完成させることができるため、加工時間を短縮できます。

③ニデックマシンツール株式会社

ニデックマシンツールは大型工作機械の開発で培った技術を活かし、大型部品の造形に強い日本製の金属3Dプリンターを開発しているメーカーです。同社の特徴は、大気中でも高品質な積層ができる独自技術を採用している点にあります。

一般的な金属3Dプリンターでは大型の真空装置が必要になることがありますが、特殊なノズル構造によって局所的に保護ガスを供給し、安定した造形を可能にしています。

大規模金属積層造形機「LAMDAシリーズ」

LAMDAシリーズは、大型部品の造形に特化した日本製の金属3Dプリンターで、DED方式を採用しています。ノズル周辺だけに保護ガスを流す構造により、装置全体を密閉する必要がなく、大型ワークでも効率よく加工が可能です。

また、造形中の温度や状態をリアルタイムで監視し、レーザー出力を自動調整する機能が備わっており、長時間の加工でも品質を安定させることができます。

④株式会社キーエンス

キーエンスはセンサーや計測機器で知られる日本製のメーカーですが、使いやすさを重視した3Dプリンターでも高い評価を得ています。専門知識がなくても扱いやすい設計になっており、オフィス環境でも高精度な試作品を作成できる点が特徴です。

操作が簡単で準備時間も短いため、開発現場での試作回数を増やしやすく、設計の効率化に役立ちます。高精細な造形が可能なインクジェット方式を採用しており、細かい形状や透明部品などの再現にも優れています。

高精細3Dプリンタ「AGILISTAシリーズ」

AGILISTAシリーズは、水に溶けるサポート材を使用できる点が特徴の高精細な日本製3Dプリンターです。通常の日本製3Dプリンターでは、造形後に不要なサポート材を手作業で取り除く必要がありますが、この機種では水に浸すだけでサポート材を除去できます。そのため、細かい形状や内部構造を壊さずに取り出すことが可能です。

また、透明樹脂やゴムに近い柔軟性を持つ材料にも対応しており、実際の製品に近い状態で検証を行えます。

⑤株式会社ミマキエンジニアリング

日本製3Dプリンターの中でも、フルカラー造形の分野で世界的に高い評価を受けているのが株式会社ミマキエンジニアリングです。他の日本製3Dプリンターにはない高精細なカラー表現を実現しています。

一般的な日本製3Dプリンターでは単色や限られた色表現が中心ですが、ミマキの3Dプリンターは1,000万色以上の色再現が可能で、試作品だけでなく完成品レベルのモデル制作にも対応できます。

1,000万色フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553/2207」

UV硬化インクジェット方式を採用したフルカラー対応モデルで、日本製のカラー3Dプリンターの中でも最高レベルの表現力を持っています。高精細インクと透明樹脂を組み合わせることで、滑らかなグラデーションやガラスのような透明感まで再現できるのが特徴です。

日本製3Dプリンターらしい安定した出力品質と高精細な表現力を兼ね備えたモデルとして、視覚再現性を重視する現場で高く評価されています。

⑥オークマ株式会社

日本製3Dプリンターの中でも、工作機械メーカーならではの精密加工技術を活かしているのがオークマ株式会社です。長年培ってきた切削加工の技術をベースに、積層加工と切削加工を組み合わせたハイブリッド型の日本製3Dプリンターを開発しています。

一般的な3Dプリンターは造形のみを行いますが、オークマの日本製3Dプリンターは造形後にそのまま削り出し加工を行えるため、寸法精度や表面品質を向上させることができます。

複合加工機「MU-V/MULTUSシリーズ LASER EX」

この日本製3Dプリンターは、旋削、ミーリング、レーザー積層を1台で行える複合加工機で、3Dプリンターと工作機械を融合したモデルです。削り出し加工で部品を作り、必要な部分に金属を積層し、さらに仕上げ加工や焼き入れ処理まで連続して行うことができます。

日本製3Dプリンターの中でも、精度・剛性・安定性を重視する現場に適したモデルであり、製造業や研究開発分野で使用されています。

⑦株式会社ソディック

日本製3Dプリンターの中でも、金型製造に特化した技術で高い評価を受けているのが株式会社ソディックです。放電加工機メーカーとして培ってきた精密加工技術を活かし、高精度な金属造形が可能な日本製3Dプリンターを提供しています。

ソディックの3Dプリンターは金属粉末をレーザーで溶かして積層する方式を採用していますが、単に積み上げるだけでなく、積層と同時に仕上げ加工を行える点が特徴です。

金属3Dプリンタ「LPM325/LPM450」

LPMシリーズは、積層造形と高速ミーリング加工を組み合わせた日本製3Dプリンターで、金型加工を想定して設計されたモデルです。積層した直後に工具で表面を削る工程を繰り返すことで、深い溝や内部構造でも高精度に仕上げることができます。

この日本製3Dプリンターは、複雑な内部水路を持つ金型なども高精度に製造できるため、冷却効率を高めた高性能な金型の製作が可能になります。

以下の記事では、おすすめの3Dプリンターやメーカーについても解説していますので、あわせてご覧ください。

【2026】3Dプリンターを比較!造形方式やおすすめメーカー・選び方も紹介

参考サイト:ShareLab|3Dプリンター 国内メーカー一覧

参考サイト:iPROS|3Dプリンタ – メーカー・企業90社の製品一覧とランキング

日本製と海外製3Dプリンターの選択基準

日本製と海外製3Dプリンターの選択基準

結局、日本製と海外製3Dプリンターどちらを選ぶべき?と悩む方も多いでしょう。最後にどちらを選ぶべきかの基準を紹介します。

  1. 品質・安定性を重視するなら日本製がおすすめ
  2. 価格や導入のしやすさを重視するなら海外製がおすすめ

①品質・安定性を重視するなら日本製がおすすめ

試作や製品開発など、造形精度や再現性を重視する場合は、日本製3Dプリンターを選ぶのが適しています。日本製の3Dプリンターは研究開発や製造現場での使用を前提としている機種が多く、長期間の運用や連続稼働でも安定した品質を維持できるよう設計されています。

特に、同じデータで何度も造形を行う必要がある場合や、部品として使用するパーツを作る場合は、造形結果のばらつきが少ないことが重要です。

②価格や導入のしやすさを重視するなら海外製がおすすめ

初めて3Dプリンターを導入する場合や、コストを抑えて運用したい場合は、海外製3Dプリンターを選ぶという方法もあります。海外製の3Dプリンターは種類が多く、個人向けや教育用途などを想定した低価格モデルも豊富に販売されています。

日本製3Dプリンターは高性能な分、価格が高くなる傾向がありますが、海外製3Dプリンターは比較的安価なモデルでも基本的な造形が可能なため、試験導入や趣味用途、簡易的な試作などには十分対応できます。

どの日本製3Dプリンターを選べばいいかわからないという方は、Fabmartへご相談ください。Fabmartは3Dプリンターの販売だけでなく、導入に関する問い合わせ・導入支援も実施しております。まずは以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

日本製3Dプリンターについてのまとめ

日本製3Dプリンターは、高い造形精度や安定性、充実したサポート体制などの点で評価が高く、研究開発や製造業など品質が求められる現場で多く導入されています。一方で、3Dプリンターはメーカーや機種によって性能や対応材料、用途が異なるため、日本製というだけで選ぶのではなく、本記事で紹介した視点で比較することが重要です。

また、価格や導入のしやすさを重視する場合は海外製3Dプリンターが適しているケースもあります。本記事で紹介した日本製3Dプリンターの特徴やメーカーごとの強みを参考に、自社の用途に合った最適な3Dプリンターを選びましょう。

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