3Dプリンターで「アクセサリーを作ってみたい」「どうやってアクセサリーを作るの?」と疑問に思う方も多いでしょう。3Dプリンターを利用すればコストを抑えて自身が想像するデザインのアクセサリーを作ることが可能です。
しかし、アクセサリーを作る際は作成手順や注意点などを留意しておく必要があります。
本記事では3Dプリンターで作れるアクセサリーや作成手順、アクセサリー作る際のおすすめ造形方式などを紹介します。初心者の方でも手軽に作成できますのでぜひ最後までご覧ください。
3Dプリンターで作れるアクセサリー5選

まずは3Dプリンターで作れるアクセサリー下記5つ紹介します。
- リング
- ネックレス
- ピアス
- ブローチ
- ヘアアクセサリー
作れるアクセサリーその①リング

引用:minne
上記画像のリングは3Dプリンターで作成されたモノです。材料はチタンを使用しており、陽極酸化という技術を用いれば綺麗なグラデーションを演出することが可能です。
チタンを使用すれば金属アレルギーの方でも安心してご利用できます。
作れるアクセサリーその②ネックレス

引用:minne
曲線が美しく描かれたネックレスも3Dプリンターだから再現でき、ボリューム感はありますが首の負担になることはありません。ネックレスはチェーンも3Dプリンターで作成すればよりデザインを楽しむことができます。
作れるアクセサリーその③ピアス

引用:minne
薔薇などの3Dデータを作成すれば鮮やかなピアスが作成できます。画像は黒の素材を使用していますが赤の素材を使用すれば本格的な薔薇のピアスの作成も可能です。
解像度が高ければ樹脂で積み上げる際の積層痕ができにくいため、大ぶりで軽量、デザイン性が高いものが作成できます。
作れるアクセサリーその④ブローチ

引用:minne
編み物のように繊細で華やかなデザインのブローチも作成することができます。画像の色は白ですが染色をすれば自身の好みの色に変えることも可能です。
作れるアクセサリーその⑤ヘアアクセサリー

引用:minne
プラスチック製なので錆びることもなく大きめのヘアアクセサリーの作成も可能です。軽量なのでつけたままでも疲れることはなく、リアルな形状でインパクトの強いヘアアクセサリーです。
こちらは3Dプリンティング後にペイントを施しており、自身で様々なデザインに変えることができます。
3Dプリンターでアクセサリーを作る手順
ここからはアクセサリーを作成する手順を以下5つの手順で紹介します。
- 3Dデータを作成する
- 造形を実施する
- サポート材を取り除く
- 鋳造を行う
- 電動ルーターで仕上げる
手順①3Dデータを作成する
まずはアクセサリーの3Dデータを作成していきます。データの作成するには以下の方法があります。
- 3DCADを使用する
- 3DCGを使用する
- 3Dスキャナーを使用する
- Webサイトにあるデータを活用する
それぞれにメリット・デメリットがありますが、3DCADの操作ができるのであればCADソフトの利用がおすすめです。CADソフトを使用すれば、より細かくデザインをすることが可能です。
一方で「いいデザインが思い浮かばない」「CADソフトが使用できない」であれば、Webサイト上の無料データを活用しましょう。
有料版もありますが無料版でもクオリティーが高いため、十分楽しめます。
データの作成方法について詳しく知りたいという方は下記記事も併せてご覧ください。
手順②造形を実施する
データの用意ができたら実際にアクセサリーを造形していきます。造形方法は自身の3Dプリンターを使用しますが、持っていない場合は代行会社に頼むのも1つの方法です。
費用を抑えたいのであればプリンターを購入することがおすすめであり、手間をかけたくないのであれば代行会社に依頼しましょう。
手順③サポート材を取り除く
アクセサリーを造形後、サポート材を取り除いていきます。アクセサリーの品質に影響が出るため、慎重かつ綺麗にサポート材を取り除かなければいけません。
サポート材を綺麗に取り除きたいという方は、水に溶けやすい水溶性のサポート材の使用がおすすめです。
手順④鋳造を行う
模型を利用してアクセサリーを作る場合は鋳造を行う必要があります。ただし、鋳造は専用の器具が必要になるため基本的に家で行うことはできません。鋳造行いたい場合は外注をしましょう。
手順⑤電動ルーターで仕上げる
金属でアクセサリーを作った場合、電動ルーターで最後の仕上げを行います。ザラザラしている部分や積層痕が残っていれば表面を滑らかにしていきましょう。
この際、ヤスリを使用しても問題ありませんが電動ルーターの方が仕上げの工程の時間を短縮できます。
3Dプリンターでアクセサリーを作るメリット

アクセサリーはネットで購入したり、パーツを買えばハンドメイドで作成することは可能です。では、3Dプリンターでアクセサリーを作るメリットは?と思う方もいるでしょう。ここでは以下4つのメリットを紹介します。
- 手軽にアクセサリーが作れる
- デザイン性の高いモノが作成できる
- コストを抑えられる
- 自身の好みのデザインにできる
メリット①手軽にアクセサリーが作れる
3Dプリンター1台を持っていればいつでも場所を選ばずにアクセサリーを作ることは可能です。代行サービスなどを利用すれば、精度は高いものの時間がかかる上に依頼するコストも高くなります。
自身が想像したデザインがすぐに手に入るのは大きなメリットと言えるでしょう。
メリット②デザイン性の高いモノが作成できる
アパレルショップなどで販売されているアクセサリーと同等のクオリティーのモノも作成することが可能です。また、金属や樹脂だけでなくナイロンやプラスチック、フィラメントなど多種多様な材料が使用できるため素材にも拘れます。
ただし、デザイン性の高いものを作成するには3DCADなどデータ作成に慣れる必要があります。
メリット③コストを抑えられる
3Dプリンターでアクセサリーを作成する場合にかかる費用相場は材料にもよりますが、300円〜数千円程度です。代行会社に依頼すれば数万円かかることもあるでしょう。
コストを抑えて多品種のアクセサリーを作成できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
メリット④自身の好みのデザインにできる
アクセサリーに求める条件は人によって異なります。例えば、デザインを重視したい、強度を重視したいなど思うことはありますがお店でアクセサリーを購入すると中々条件が揃ったモノに出会うのは難しいでしょう。
3Dプリンターは1から全て自分で決められるため、自分好みのデザインに作成できます。
アクセサリー作りに最適な3Dプリンター選びの注意点

アクセサリー作りに最適な3Dプリンターを選ぶ際の注意点以下3つ紹介します。
- 光造形方式を選ぶ
- 積層ピッチ精度の高いものを選ぶ
- サポート体制が整備された販売店で購入する
光造形方式を選ぶ
アクセサリーを作る際は造形方式選びが非常に重要であり、おすすめは「光造形方式」です。光造形方式はレジンという材料を使用してレーザーを照射し一層ずつ硬化させて積層を行います。
光造形方式は熱収縮が起きにくく造形精度が高いのが特徴で、積層痕が目立ちにくいため滑らかな表面に仕上がります。ただし、太陽光に弱いなどの特徴もあるため保管には十分注意しなければいけません。
造形方式ごとのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。
積層ピッチ精度の高いものを選ぶ
アクセサリーの品質を重視する場合、積層ピッチやXY解像度は確認する必要があります。
積層ピッチは「ピッチの数値が低いほど高性能」であり、XY解像度は「DPIの場合数値が高いほど高性能」「mm数値が小さいほど高性能」です。
サポート体制が整備された販売店で購入する
3Dプリンターの購入から検討している場合、サポート体制が整備されている販売店で購入しましょう。3Dプリンターを使用していくと、トラブルが発生することもあります。
トラブルにすぐ対応してくれる、万が一故障した場合は保証期間があれば安心です。また、フリマで3Dプリンターを購入すると安価に抑えられますがサポート体制などないため、初心者にはおすすめしません。
3Dプリンターの購入を検討している方は3Dプリンター専門ショップ「Fabmart」がおすすめです。
3Dプリンターでアクセサリーを作る際によくある質問

3Dプリンターでアクセサリーを作る際によくある質問についてまとめています。
アクセサリー1つを作るのにかかる価格は?
3Dプリンターをアクセサリーで作成した場合にかかる費用は300円〜数千円程度です。材料やデザインこだわれば費用は高くなりますが、精度が高くなります。
アクセサリーを作る際にコストを抑えたいのであれば「使用する素材」「サポート材の使用量」を意識してみてください。
アクセサリーのデータを作るのにおすすめの方法は?
アクセサリーのデータを作る際に最もおすすめなのは「3DCADソフト」を使用することです。綺麗な曲線など描けるためデザインが高いアクセサリーが作成できます。
また、同じ製品を何個も作成したいのであれば3Dスキャナーの使用が良いでしょう。アイテムをスキャンするだけで手軽に作成できます。
3Dプリンターを選ぶ際に重視するポイントはありますか?
3Dプリンターを選ぶ際は「造形精度」「造形スピード」「使用できる材料」などを重視すると良いでしょう。アクセサリーは光造形方式以外でも作ることは可能であるため、自身に合った機種を探してみてください。
3Dプリンターの選び方について詳しく知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。
3Dプリンターのアクセサリー作りについてまとめ

3Dプリンターを使用すればピアスやリング、ネックレスなど様々なアクセサリーが作成できます。初心者の方であれば無料データを利用する、代行会社に依頼するなどもおすすめです。
また、光造形方式でアクセサリーを作る際、材料で使用するレジンは人体に害を及ぼす可能性があるため換気などしながら作成を行なってください。本記事を参考にアクセサリー作りを楽しんでみてください。





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