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3Dプリンター住宅はどんな間取りをしている?国内外の事例を紹介

デザインの自由度が高く、低コストで建築できる3Dプリンター住宅。3Dプリンターで作られた家は、どのような構造をしているのでしょうか。

今回は、国内・海外の事例をもとに、3Dプリンター住宅の間取りを紹介していきます。

3Dプリンター住宅とは

3Dプリンター住宅とは

3Dプリンター住宅とは、3Dプリンターで印刷して建設される家のことを指します。

3Dプリンターで家を建てるには、2つの方法があります。1つ目は、3Dプリンターのある工場であらかじめ建築部材を出力し、現地まで運搬して組み立てる方法。
2つ目は、現地まで3Dプリンターを運び、出力する方法です。
3Dプリンター住宅に使用される素材には、コンクリート、強化繊維プラスチック、ガラス繊維強化石膏などがあり、人が住んでも問題のない強度を備えています。

関連記事:話題の3Dプリンター住宅とは?メリット・デメリットなどを詳しく解説

国外では、スタートアップ企業などを中心に3Dプリンター住宅の建設が進んでいます。
例えば、アメリカのテキサス州では、3Dプリンターで建てられた家が100棟並ぶ「3Dプリンター住宅街」の建設が進行中です。
また先進都市のドバイでは、「2025年までに建築物の25%を3Dプリンターを使用して建設する」と政府から発表されました。
このように、3Dプリンターで作られた家は、今後ますます身近な存在になることが予測されます。

関連記事:3Dプリンター住宅の実用化はいつ?世界で作られた事例をご紹介

3Dプリンター住宅のメリット・デメリット

3Dプリンターで建てられた家の、メリット・デメリットを解説していきます。

3Dプリンターで家を建てる5つのメリット

3Dプリンター住宅には、次のようなメリットがあります。

  • 短い工期で建設できる
  • 価格を安く抑えられる
  • 複雑なデザインも可能
  • エネルギー排出を抑えるため、環境問題対策になる
  • 人材不足問題の解決策となる

3Dプリンターを購入するメリットとしては、工期が短く、コストを抑えられるのが最大のポイントです。
オーダーメイドで新築住宅を建てると、通常は半年程度の工期を要します。3Dプリンターの場合は、数日または数時間で完成することもあります。
「夢のマイホームが1日で出来上がる」という未来も、そう遠くはないかもしれません。

また、建設業界は「2025年には労働人口が約90万人不足する」といわれており、深刻な人材不足に陥っています。3Dプリンター住宅の実用化が進めば、人材不足を補うことができます。

3Dプリンターで家を建てる4つのデメリット

3Dプリンター住宅には、次のようなデメリットがあります。

  • 木材など一部使用できない素材がある
  • 法整備が進んでいない
  • 耐用年数が短い場合がある
  • 水道、電気、ガスなどの工事が別途必要

3Dプリンター住宅を作る時のデメリットとして、法整備がされていないことが挙げられます。
3Dプリンターで使われる素材は、建築基準法では適合していない場合がほとんどです。建築基準法で指定された材料を使わない場合は、個別の手続きが求められます。
また、10平米以上の建物を建築する場合には、「建築確認申請」という手続きも必要です。

このように、日本では3Dプリンター住宅を作るハードルが高いという現状です。
今後、3Dプリンター住宅に適した法整備が進めば、さらに実用化が加速していくでしょう。

3Dプリンター住宅の間取り

3Dプリンター住宅の間取りについて、国内外の事例を紹介していきます。

serendix50(セレンディスク)

日本国内で3Dプリンターによる家づくりを行う、セレンディスク社の一般向け3Dプリンター住宅です。慶應義塾大学と共同開発したモデルで、2023年8月から6棟限定で販売しています。

間取りは、50平米の1LDK。鉄構造の平屋住宅です。キッチン、バス、トイレのような水回りも完備。
serendix50は鉄骨コンクリート造であり、日本の建築基準法にも準拠しています。
国内の最先端の耐震技術も取り入れており、強度の高さも注目されているポイントです。
また断熱性能は、日本よりも厳しいヨーロッパの基準をクリアしています。
二人用住居として十分な間取りがある、3Dプリンター住宅です。

フィボナッチ・ハウス(Twente Additive Manufacturing)

オランダを拠点とするスタートアップ企業が建築した、世界初のAirbnbに登録された3Dプリンターレンタルハウスです。
フィボナッチ数列に着想を得て名付けられた住宅で、らせん状のデザインが特徴的です。

間取りは、2つのロフト付きの寝室と、簡易キッチン、バスルーム、コンパクトなリビングがあります。外側には駐車スペースもあり、最大4人まで宿泊することが可能です。
Airbnb用の小型ハウスですが、生活するための必要最低限の施設が揃っており、長期滞在も可能です。

ルーン(Icon)

アメリカ・テキサス州のスタートアップ企業Icon社が手がける、3Dプリンター住宅です。
「ルーン」は、Iconが建設予定の100棟の3Dプリンター住宅が並ぶ「3Dプリンター住宅街構想」のうちのひとつ。高級志向の住宅であり、見た目や広さも一般的な家と比較しても遜色がありません。

間取りは、ベッドルームが3つ、バスルームが2つ、広々としたパティオに続くリビングルームなどがあります。
広さは2014フィート(約187平米)と、開放感のある広々とした間取りが特徴的。
3Dプリンターならではの流線形の壁が特徴的で、デザインにもこだわった3Dプリンター住宅です。

3Dプリンター住宅の価格

3Dプリンター住宅の価格

3Dプリンター住宅の価格は、日本では約500万円程度です。
例えば、日本初の2人暮らし3Dプリンター住宅「serendix50」の販売予定価格は、550万円とされています。
日本の一般的な住宅価格は約3,000~4,000万円程度のため、比較するとかなりコストを抑えることが可能です。
海外の3Dプリンター住宅は、家の大きさなどにもよりますが、相場よりも半額程度で販売されているものもあります。

3Dプリンター住宅の価格が安い理由は、木材の取引価格に影響されないことが挙げられます。
2021年3月頃から、新型コロナウイルス蔓延の影響もあり、「ウッドショック」という木材不足による資材価格の高騰が続いています。これにより、新築住宅の価格はどんどん値上がりしているのが現状です。
3Dプリンター住宅は、基本的には木材を使用せずに建設されるため、コストを抑えることが可能。また大幅に人件費を抑えられるため、3Dプリンター住宅は、一般的な住宅よりも安い価格で販売されています。

3Dプリンター住宅の住み心地は良いのか

3Dプリンター住宅の住み心地は、一般的な住宅と変わらないと考えられます。
例えば「serendix50」の場合、ヨーロッパの基準に近い断熱性能があるため、夏と冬の寒暖差があっても快適に過ごすことができると想定されます。
また、テキサス州の「ルーン」の場合、ホームパーティーができるほどの広々としたリビングルームがあり、高級ホテルに宿泊しているかのような気分を味わえるでしょう。

一般的な住宅と3Dプリンター住宅で同じ値段を支払うのであれば、3Dプリンター住宅の方が大きい家を購入できる可能性もあります。
間取りが広ければ、収納スペースに困ることもなく、快適に過ごすことができるでしょう。

3Dプリンター住宅はどんな間取りをしている? まとめ

3Dプリンター住宅は、最低限の設備が整ったミニマルな家もあれば、ベッドルームが3つあるような広大な間取りの住宅もあります。
将来マイホームを検討している方は、今後もさらに進化し続ける3Dプリンター住宅についてチェックしてみてください。

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