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医療における3Dプリンターのメリットは?
活用事例や導入のポイントなど

3Dプリンターは複雑なモデルの形状を立体的に再現できることから、製造業のみならず、医療分野でも活用されています。複雑な形状の部品作成からオーダーメイドの医療機器まで、さまざまな場面での活用が可能です。

本記事では、そのメリットと具体的な活用事例、導入する際のポイントを解説。また、医療現場におすすめの3Dプリンター、Raise3Dの紹介も行います。

3Dプリンターを医療現場で活用するメリット

3Dプリンターを医療現場で活用するメリット

3Dプリンターの技術によって複雑な医療機器やパーツの作成が可能になりました。

メリット①複雑な形状も作り出せる

3Dプリンターは、複雑な形状の医療機器や部品を作成することが可能です。これは、従来の製造方法では困難だった複雑な形状の部品も、3Dプリンターを使用することで簡単に作ることができます。

医療分野では複雑な立体形状の医療器具や、さまざまな患者に対応したオーダーメイド品が多く、3Dプリンターを活用できる場面は多いです。

メリット②導入が簡単

これまで医療で使用するパーツやモデルを作成するには専用の機器が必要であり、そうした機器を導入するには特殊な設備や専用のスペースがなければなりませんでした。

3Dプリンターの導入は比較的簡単。特別な設備やスペースを必要とせず、既存の医療施設にも容易に導入することが可能です。

メリット③オーダーメイドに対応できる

3Dプリンターは、患者一人ひとりの体の形状に合わせたオーダーメイドの医療機器の作成に対応。体格、症状の必要な箇所に応じて異なる形状のものを作成することが可能です。

これにより、さまざまな患者のニーズに対応した治療を提供することができます。

メリット④必要な医療パーツをすぐに作り出せる

3Dプリンターは、必要な医療パーツを即座に作成できます。

これまでは医療パーツや医療機器を入手する際にはある程度の時間がかかっていました。3Dプリンターを活用すれば、医療パーツ入手にかかる時間を短縮し、患者に最適な医療パーツを提供することが可能です。

これにより、緊急時の対応や、必要な部品が手元にないといった状況でも迅速に対応することができます。

医療現場での3Dプリンター活用事例

3Dプリンターは医療分野において、手術用モデルやインプラントなどの作成に貢献しています。

活用事例①シミュレーションに使う臓器や骨モデルの作成

3Dプリンターは、手術のシミュレーションに使用する臓器や骨のモデルを作成することが可能です。これにより、手術前の計画をより具体的に立てることができます。

かつては医療で使用するパーツやモデルを作り出すときには、切削や研削といった機械加工をしなければなりませんでした。

現在では3Dプリンターによって、複雑な作業をすることなく、高度なパーツやモデルの作成が可能です。

本物の臓器や骨格に近いモデルを作成することで、実践に近い手術シミュレーションを実現できるでしょう。

活用事例②インプラントの作成

3Dプリンターは、患者さんの体に合わせたインプラントの作成にも対応。これにより、より適切な治療を提供することが可能です。

これにより、人工臓器や人工関節、人工骨などを高精度で作成することができます。

歯科医療の分野では患者のTデータ(歯列と骨格)を加工して3Dプリントすることで、高度なシミュレーションが実現可能です。

活用事例③義手・義足の作成

3Dプリンターは、患者の体の形状に合わせた義手や義足の作成にも対応。これにより、より自然な動きを実現することが可能です。

義手や義足は装着する部分の形状が複雑であり、細かな調整を要することから、3Dプリンターを使用することで、使用者に最適なものを作成できます。

それ以外の医療分野での3Dプリンターの活用事例については、こちらの記事で解説していますので、気になる方は確認してみるといいでしょう。

【2024】3Dプリンターの医療器具活用例は?メリットや課題点も解説

医療現場で3Dプリンターを導入する際のポイント

医療現場で3Dプリンターを導入する際のポイント

3Dプリンターを医療現場に導入する際は、作成の流れや導入コストなどを確認しておく必要があります。

ポイント①3Dプリンターの作成の流れを理解する

3Dプリンターを導入する際には、まず3Dプリンターの作成の流れを理解することが重要です。3Dプリントは、3Dデータの作成からプリント、後処理までの一連の流れを理解することで、より効果的に活用することが可能となります。

3Dプリンターのデータ作成方法についてはこちらの記事でも解説されていますので、購入される前に確認しておきましょう。

3Dプリンターのデータ作成方法は?作成後の手順や注意点も解説

ポイント②精度や材料が用途に合っているか確認する

3Dプリンターを導入する際には、その精度や使用する材料が用途に合っているか確認することが重要。医療現場では、特に精度が求められるため、その点を確認することが大切です。

また医療現場で使用する機器ですので、材料は生体に無害であり、しかも生体からの影響を受けない材料でなければなりません。

ポイント③導入コストを確認する

3Dプリンターを導入する際には、その導入コストを確認することも重要です。導入コストを抑えることで、より多くの医療現場での活用が期待できます。

プリンターを稼働される電気代やもちろん、医療パーツおよびモデルの材料費や機器サポートを依頼するための保守費も考慮しなければなりません。

医療現場におすすめの3Dプリンター

複雑な構造の医療機器や医療モデルの作成におすすめの3DプリンターがRaise3Dシリーズです。

Raise3Dとは?

Raise3Dは、試作品から最終製品まで幅広いニーズに対応した3Dプリンター。高強度、耐薬品性、耐候性など多くの素材を使用することができ、導入業界も多岐にわたります。

また、Raise3Dはハードウェア、ソフトウェア、フィラメントのすべてに通じたノウハウと、卓越した技術力で業界をリードする3Dプリンターブランドです。

特におすすめなのは、Raise3D Pro3およびRaise3D Pro3 Plus。可動式デュアルヘッドや監視カメラなど、従来のPro2の技術をアップグレードさせ、さらに使いやすくなっています。

Raise3D Pro3

¥1,097,800(税込)

送料無料

ご注文から発送まで2〜3週間を目安

造形マテリアル T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc
最大造形サイズ 300×300×300 mm
積層ピッチ 0.01〜0.65mm

可動式デュアルヘッドを搭載。デュアルヘッドを使うことで、2色での造形や、サポート材として水に溶ける水溶性フィラメントでの造形ができます。… 続きを見る

Raise3Dを医療で活用するメリット

Raise3Dの3Dプリンターは、その高精度と柔軟性から医療現場での活用が期待されています。特に、オーダーメイドの医療機器の作成や、手術のシミュレーションなど、様々な場面でその効果を発揮してくれるでしょう。

積層ピッチ0.01mmから造形可能であり、複雑な構造を持つ医療パーツや人口臓器を簡単に作成することが可能です。

さらに進行状況の可視化機能搭載を搭載し、精度が要求される医療パーツの作成過程を確認するのに適しています。

Raise3Dはアフターサポートも充実

Raise3Dは、アフターサポートの充実度も魅力の一つです。迅速かつ充実したレスポンス、電話とメールでの問題解決はもちろん、発生原因まで分析しサポート。

導入されている医療機関のお悩みを解決し、3Dプリンターを最大限活用できる環境作りのお手伝いをします。

Raise3Dシリーズの詳しい製品紹介と購入はコチラ

3Dプリンターを医療現場で使うまとめ

3Dプリンターはその高精度と柔軟性から医療現場での活用が期待されています。特に、オーダーメイドの医療機器の作成や、手術のシミュレーションなど、様々な場面でその効果を発揮します。

しかし、導入する際には、その精度や材料、コストなどを確認することが重要です。また、医療現場におすすめの3Dプリンターとして、Raise3D Pro3、Raise3D Pro3 Plusがあります。

これらの3Dプリンターを活用することで、より効果的な医療サービスの提供が可能です。3Dプリンターの活用はこれからの医療現場での新たな可能性を切り開くことでしょう。

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