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アマダの工作機械とは?一覧と特徴

みなさんはアマダという企業をご存じですか?
アマダは世界でも数少ない、トータルでものづくりをサポートする金属加工機械のグローバルメーカーです。
アマダの工作機械はその技術力の高さから世界的に人気が高く、多くの企業が導入しています。

この記事では、アマダの工作機械の特徴や価格、人気機種、取り入れるメリットなどについて詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

アマダの工作機械とは?

アマダは、神奈川県伊勢原市に本社を置く金属加工機械のグローバルメーカーです。
アマダグループは、子会社・関連会社を含め90社で構成され、金属加工機械・器具の製造・販売・賃貸・修理・保守・点検・検査などの事業を行っています。
主に板金、切削、研削盤、プレス、精密溶接を中心とする機械を取り扱っている他、制御するコンピュータ・ソフトウエアや周辺装置、金型、メンテナンスにいたるまでトータルでサービスを提供しています。

  • 株式会社アマダ:板金事業(切る・曲げる・あける・付ける)
  • 株式会社アマダマシナリー:切削・研削盤事業(切る・あける・研削)
  • 株式会社アマダウエルドテック:精密溶接事業(描く・付ける)
  • 株式会社アマダプレスシステム:プレス自動化ソリューション事業(成型)

アマダの工作機械は、工作機械メーカーの世界シェア第5位、売上高は世界6位を誇ります。海外でも6か国13か所の製造拠点、30か国37か所の販売ネットワークを持ち、グローバルに展開しています。
特に欧米諸国での人気は強く、欧米での売り上げは全体の43%に上ります。
販売では独自の割賦販売システムを持ち、中小企業への手厚いサービスにはとても定評があります。
また、アマダでは、事業に対する理解を深めてもらうための活動を継続して続けています。
特に学生向けの活動は積極的です。
工作機械の国際見本市「JIMOTOF」出展に際し、学生専用の案内窓口設置、夏休み期間に技術系学生向けのサマーインターンシップ開催、研究室単位での工場見学受け入れなど、学生が実際の製品と接触できる機会を作り未来の技術者の発掘にも力を入れています。

日本の工作機械は世界をリードする存在です。特に日本の技術力は、その精密さで海外から大きな信頼があります。
かつては、工業大国といわれたアメリカが世界的シェアを誇っていましたが、日本はその技術を吸収し独自に発展させ、25年以上生産額世界1位をキープしてきました。
2008年に中国に抜かれましたが、今でもドイツと2位を競う規模です。
この世界の流れの中で、アマダは常に世の中の変化を捉え、社会課題やニーズに向き合い、先を見据えながら研究、開発してきました。

アマダの工作機械の製造・販売は、主にアマダマシナリーが担っています。
アマダの工作機械の特徴として、特に金属加工においての高い技術力が挙げられます。
また、加工における精密さだけでなく、オペレーターにとっての使いやすさや安全、効率、省エネや環境性能にまで配慮した多面的な製品の開発に力を入れています。
加工技術だけでなく、企業やそこに携わる人のことをしっかりと考え、アフターサービスまでトータルで支えるのがアマダの工作機械です。

アマダの工作機械一覧

アマダの工作機械一覧

アマダの工作機械の人気機種とその特徴をご紹介します。
価格はすべてオープン価格です。

ハイパーソー(HPSAW-310)

ハイパーソー(HPSAW-310)はマシンとブレードの一体開発で生まれた超速バンドソーマシンです。
ブリッジ型ソーヘッドフレームと高剛性ダブルポスト門型ガイドを使うことにより、フレームの剛性を確保し、同時に大容量ブレードモーターを搭載しています。
ハイパーソー専用ブレード(AXCELA HP1)との組み合わせにより、超硬丸鋸盤では対応が難しかった大径材料の大量連続切断を可能にし、世界最速の切断を安定して長期間続けることができます。
また、ACサーボ切り込み制御により切り込みの精度は格段に上がり、さらに動作時間の短縮も実現しました。

H形鋼・NC6軸高速穴あけ加工機(6BH-1000III)

H形鋼・NC6軸高速穴あけ加工機(6BH-1000III)は、縦ヘッドに2軸、左右ヘッドに各2軸ドリルを装備した計6軸のH形鋼専用高速穴あけ加工機です。
ペンダント式操作盤は機械の左右どちらにでも設置可能なので、操作位置を選びません。
オーダー時に、チップコンベヤーを左右どちらにつけるかの選択ができるので、切粉排出の自由も効き、設置場所にフィットします。
また、H形鋼・NC6軸高速穴あけ加工機は、特に安定した穴あけ加工が可能な機種になっています。
スラスト受けでウェブ加工時の反りを抑制、上部押さえでフランジ加工時の反りを防止し丁寧な加工を安定して行えるとともに、ドリルの損傷も防ぎます。

デジタルプロファイル研削盤(DPG-150)

デジタルプロファイル研削盤(DPG-150)は、業界初の計測ができるデジタルプロジェクター搭載プロファイル研削盤です。
幅960mm×縦370mm、最大倍率110倍の4Kモニターで細部まで見渡せる他、作業者の目線を意識した位置に配置したことでストレスなく作業ができます。
搭載している高倍ルーペは最大400倍まで拡大でき、細部の計測も容易です。
人の目による見極めを不要とする簡単計測機能(R・テーパー角度・ピッチ等)、ワーク形状汎用計測(加工形状、誤差計測)が可能。
ワーク形状自動計測では、加工プログラム作成時に指定した始点終点間の形状を自動計測、加工後の結果は、各交点の誤差及び差分にて表示します。
また、研削加工を自動化することで、誰でも同一の指定交差内加工ができるようになっています。

成形・平面研削盤(TECHSTERシリーズ)

成形・平面研削盤(TECHSTERシリーズ)は、といし成形から研削加工、計測までのすべてが1台で完結することにより、作業を大幅に削減できる高性能成形・平面研削盤です。
高剛性のT型一体ベット・C型コラム構造と左右オーバーハングレス構造の採用により、高精度加工が可能。
パソコンNC操作盤による容易なプログラム作成と、3タイプのカバーにより作業者の操作性と安全性を両立します。
オプションにあるアプリケーションや各種ドレッサーを使用することで、さらに生産性の向上、高い形状精度などが実現できます。
オーバーハングレスV-V摺動面のテーブルをボールネジで駆動することで、油圧レスでCO2最大80%削減を可能にしたエコモデルでもあります。

ロータリー平面研削盤(SSR-5)

ロータリー平面研削盤(SSR-5)は、レシプロコンプレッサータイプの3倍以上の生産性を誇るロータリー平面研削盤です。
マッケンゼンタイプの動圧メタル軸受けを採用することで、高硬度・高靭性材の研削加工を高効率、高品質で可能にしました。
また、標準仕様と同等のマシンサイズでありながら、標準仕様の精度で大型部品、多数個加工にも対応します。
搭載しているロータリー専用オリジナルソフトにより、自動テーブルドレスと自動ワーク計測機能が可能になっています。

アマダの工作機械を使うメリット

アマダの工作機械を使うメリット

そんなアマダの工作機械のメリットを紹介していきます。

独自の割賦システム

アマダの工作機械はすべてオープン価格になっていますが、一般的な工作機械の平均価格は1400~2000万円です。
中小企業が設備投資を行う際は、中小企業経営強化税制、中小企業投資促進税制等の優遇措置がありますが、アマダでは独自に割賦販売を行っており、多くの中小企業が利用しています。

手厚いアフターサービス

アマダは製造だけでなく、メンテナンスや消耗品の供給、金型やソフトウエアの提供など、継続的なサポート体制を整えている世界でも数少ない企業です。
世界各地にソリューションセンター、テクニカルセンターを置き、現場でのその時々の問題や課題に対し、エンジニアがスムーズに解決方法を提案します。
日本だけで60か所以上の拠点を持ちますが、中でも24時間受付のパーツセンターは、工場がものづくりを止めないで済むよう整備した体制のひとつです。
売上高に対するアフタービジネスの比率が30%超という数字からも、トータルサービスにおける高い評価がうかがえます。
製造現場にとってのメリットはとても多いといえるでしょう。

高い技術力と効率化

アマダの特徴のひとつが精巧な高い技術ですが、同時にアマダでは、省力化・効率化を進め、誰もが安全に熟練工と変わらぬ品質の加工ができるようなシステムを用意しています。
人材不足や次世代への技術伝承などがものづくりの現場の大きな課題となっていますが、この省力化・効率化は、今後企業にとって特に必要となってくるシステムのはずです。

おすすめの工作機械:SRM-20

アマダの工作機械は大型で高価な機械になります。簡単な切削加工であれば、当店で取り扱い中の「SRM-20」を導入してみるのがおすすめです。
SRM-20」は、コンパクトな切削加工機です。デスクトップサイズなので置く場所を問わず、フルカバー構造による防塵設計なのでオフィスや教室でも使うことができます。
ケミカルウッドやモデリングワックスなど幅広い材料を切削でき、最終に近い素材でものづくりが行えます。ただし、金属の切削加工はできませんので注意してください。


SRM-20
ローランド ディー.ジー.
monoFab SRM-20

¥547,800(税込)

送料無料

ご注文から1-3営業日以内に発送可能

造形マテリアル モデリングワックス、サンモジュール、アクリル、ケミカルウッド、バルサ、木(朴)、ABS、ポリカーボネート etc..(金属は不可)
最大造形サイズ 動作範囲:203.2(X)×152.4(Y) ×60.5(Z)mm
積層ピッチ

「SRM-20」は、手軽に置けるデスクトップサイズの3D切削加工機です。フルカバー構造で加工時も安心。ケミカルウッドやモデリングワックスなど幅広い材料を切削でき、最終に近い素材で試作が行えます。… 続きを見る

アマダの工作機械とは?特徴や価格・メリットのまとめ

この記事では、アマダの工作機械の特徴や価格、取り入れるメリットについて解説してきました。

アマダの工作機械は、価格は非公開(オープン価格)ながら、導入する際は様々な税制措置やアマダ独自の割賦システムもあり、中小企業でも設備投資しやすくなっています。
充実した体制で現場をサポートし続けてくれるので、導入にはメリットが多くあります。

アマダの工作機械が気になっている方は、この機会にぜひ検討してみてください。

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