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AIでCAD設計はできる?おすすめのツールと作成の方法を画像付きで解説

【2026】AIでCAD設計はできる?おすすめのツールと設計の方法を画像付きで解説

「AIでCAD設計はできる?」「AIでCAD設計をするメリットは?」と考える方も多いでしょう。近年は、AIの進化により、簡単な指示やテキスト入力からCADのベースを作成できるツールも登場しており、設計プロセスの効率化や工数削減が可能です。

しかし、AIであればどのツールでもCAD設計できるわけではなく、使い方も覚えておく必要があります。そこで本記事では、AIでCAD設計をできるのかという基本から、実際に活用できるおすすめツール、具体的な作成方法までをわかりやすく解説します。

AIでCAD設計はできる?

AIでCAD設計はできる?

結論から言うと、AIを活用してCAD設計することは可能です。ただし、AIがすべてのCAD設計を自動で完成させるというよりも、設計作業を支援する形で活用されるケースが主流です。

たとえば、AIはテキストや簡単なスケッチから形状の候補を生成したり、過去の設計データをもとに類似したCADモデルを提案したりすることができます。特に、反復的なモデリングやパターン設計においては、AIの補助によって作業時間を短縮しやすくなっています。

AIでCAD設計をする3つのメリット

AIでCAD設計をする3つのメリット

まずはAIでCAD設計をするメリットについて3つ紹介します。

  1. 設計時間の短縮が可能
  2. 設計案を増やしやすい
  3. 設計者の属人化を抑えやすい

①設計時間の短縮が可能

AIとCADを組み合わせることで、これまで手作業で行っていた作図工程を効率化できます。従来のCADでは、寸法入力や形状作成を一つずつ行う必要がありましたが、AIを活用すれば、簡単な指示や条件設定だけでベースとなるCAD図面を自動生成することが可能です。

特に、類似部品の設計や繰り返す作業においては、AIが過去データをもとに最適な形状を提案してくれるため、ゼロからCAD設計をする手間が減ります。その結果、設計者は細部の調整や検証に集中でき、全体の作業スピードを引き上げることが可能です。

②設計案を増やしやすい

AIを活用したCAD設計では、短時間で複数のパターンを生成できる点も強みです。従来のCAD作業では、設計案を増やすほど工数が増加し、検討の幅が制限されがちでした。しかしAIを使えば、複数の設計候補を自動的に出力できるため、比較検討の質が向上します。

これにより、コストや強度、重量など複数の観点から最適なCADを選びやすくなり、より合理的な意思決定が可能になります。結果として、設計の精度と創造性の両立が実現しやすくなるでしょう。

③設計者の属人化を抑えやすい

属人化している業務の割合

出典:PRTIMES

AIとCADを組み合わせることで、設計業務の属人化を抑える効果も期待できます。実際にCADを扱う製造業や建設業では、PRTIMESの公表している情報によると、「属人化している業務がある」と感じる割合は70%以上です。

しかしAIを導入することで、過去のCADデータや設計ルールをもとに一定の基準で設計できるため、作業の標準化が進みます。これにより、若手や経験の浅い人材でも一定レベルのCAD設計をしやすくなり、組織全体での設計品質の安定化やナレッジ共有の促進につながるのです。

また、CADだけでなくAIと3Dプリンターを組み合わせることでも、さまざまなメリットがあります。以下の記事では3Dプリンターを組み合わせるメリットを解説していますので、あわせてご覧ください。

【2026】生成AIと3Dプリンターで始めるモノづくりの第一歩!仕組み・活用法・注目ツールを紹介

画像付き|AIでCAD設計を作成する方法

今回は、AIで実際にCAD設計する方法について紹介します。今回はZOOというツールを使用して、以下の手順で解説をしていきます。

  1. ZOOへサインイン
  2. プロンプトを入力

①ZOOへサインイン

ZOOは無料で使用できるCAD設計ツールですが、サインインが必要です。まず、画面右上にある「SIGN IN」をクリックします。

SIGN INをクリック

以下の画面に移動するため、自身に適したサインインの方法を選びましょう。Googleアカウントがあれば、すぐに利用も可能です。

サインインの方法を選ぶ

②プロンプトを入力

次に作成したいモデルの条件を以下赤枠のプロンプトに入力していきます。ここで注意したいのは、プロンプトの設計方法です。曖昧なプロンプトだと設計も曖昧になるので、ChatGPTなどを活用していきます。今回はコップのモデルを作成してもらいます。

プロンプト入力欄

まずはChatGPTを開き、「AIを搭載したCADを使いコップを作成したいです。プロンプトを考えてください」と入力します。

ChatGPTプロンプト入力

すると、以下のようにプロンプトが表示されます。

プロンプト表示

このプロンプトをそのままコピーして、作成を進めます。その上で完成したコップがこちらです。

コップの完成

このようにZOOを使用すればCAD設計を大幅に効率化できるため、ぜひ試してみてください。また、ここまでを読んで「AIを使用するのが難しそう」「実務レベルまで身につけたい」という方は、生成AIセミナーの受講を検討してみてください。

生成AIセミナーでは、AIの仕組みだけでなく、AIチャットの活用方法やプロンプト作成のコツ、業務活用における課題と解決策の理解など、CADとAIを活用する上で必要なスキルを学習できます。まずは以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

セミナー名生成AIセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)29,700円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

AIでCAD設計できるおすすめソフト

AIでCAD設計できるおすすめツール

ここからはCADソフトにAIの機能が搭載されているおすすめツールを3つ紹介します。

ソフト名 特徴 おすすめの人
AutoCAD AIで図面修正・整理を効率化できる定番CAD AIで図面修正や作図を効率化したい人
Autodesk Fusion AIで設計〜解析〜製造まで一体化できる統合型CAD 設計から解析・製造まで一気通貫で進めたい人
BricsCAD AIが操作を学習し作図効率を高めるDWG互換CAD DWG形式を使いながらAIで作図効率を上げたい人

①AutoCAD

AutoCADライセンスAutoCADは、2D・3Dの汎用CADとして長年使われてきた定番ツールですが、近年はAutodesk AIを活用した機能強化が進んでいます。代表的なのが、Markup AssistとSmart Blocksで、PDFや手書きの修正指示を反映しやすくしたり、繰り返し使う図形をブロック化・再利用しやすくしたりできます。

つまり、AIが図面そのものをゼロから描くというより、既存のCAD作業の修正、整理、標準化を助ける方向で効果を発揮するツールです。以下のリンクから見積もりを取ることができますので、チェックしてみてください。

ライセンス名価格特典
AutoCAD 1年間ライセンス81,400円(税込)・AutoCADインストール手順書
・AutoCADの基礎レクチャー動画(eラーニング)
・AutoCADの自動化レクチャー動画(eラーニング)
・AutoCADトレーニングガイド
・AutoCAD教育セミナー5,000円OFFクーポン
AutoCAD Plus254,100円(税込)・AutoCADインストール手順書
・AutoCADの基礎レクチャー動画(eラーニング)
・AutoCADの自動化レクチャー動画(eラーニング)
・AutoCADトレーニングガイド
・AutoCAD教育セミナー5,000円OFFクーポン

②Autodesk Fusion

Autodesk Fusion ライセンスAutodesk Fusionは3D CAD・CAM・CAE・PCBを一体で扱えるソフトで、AutoConstrain、Drawing Automation、Generative DesignなどのAutodesk AI機能を備えている点が強みです。特に、AIがスケッチ拘束や図面作成の一部を補助してくれるため、CAD設計の初期段階で発生しやすい手戻りや単純作業を減らしやすいのが魅力です。

単なる3D CADではなく、設計から解析、製造検討まで一つの環境でつなげやすいため、試作や機械設計、小ロット製造を前提とした業務と相性が良いでしょう。 以下のリンクから詳細をチェックできますので、確認してみてください。

ライセンス名価格特典
Autodesk Fusion 1年間ライセンス104,500円(税込)・Autodesk Fusion インストール手順書
・Autodesk Fusionの約70分のレクチャー動画
・Autodesk Fusion トレーニングガイド
・Autodesk Fusion 教育セミナー20%OFFクーポン

③BricsCAD

BricsCADライセンスBricsCADは、DWGネイティブを前提にした2D・3D CADとして使え、AI Predictという機械学習ベースの支援機能で操作を補助できるのが特徴です。BricsCADのAI は、派手に自動設計を行うというより、ユーザーの操作傾向を学習し、次に使いそうなコマンドを提案したり、コマンド入力時に関連候補を優先表示したりする方向に強みがあります。

そのため、既存のCAD業務フローを大きく変えずに、AIの力で作図効率を上げたい現場に向いています。さらにBricsCADは 2D製図、3Dモデリング、BIM、メカ設計まで製品レベルが分かれており、用途に応じて選びやすい構成です。

ライセンス名価格主な機能
BricsCAD Liteサブスクリプション(1年間)
49,665円(税込)

永久ライセンス(1年間メンテナンス付)
108,852円(税込)
2D作図機能
2D拘束
図面拡張
BricsCAD Proサブスクリプション(1年間)
66,000円(税込)

永久ライセンス(1年間メンテナンス付)
165,165円(税込)
Liteの機能
3D機能
ダイレクトモデリング
API拡張機能
アセンブリ機能
3D拘束機能
BricsCAD BIMサブスクリプション(1年間)
145,530円(税込)

永久ライセンス(1年間メンテナンス付)
322,823円(税込)
Proの機能
BIMモデリング機能
図面拡張
BricsCAD Mechanicalサブスクリプション(1年間)
138,600円(税込)

永久ライセンス(1年間メンテナンス付)
307,808円(税込)
Proの機能
板金機能
3D機械設計向け拡張機能
BricsCAD Ultimateサブスクリプション(1年間)
158,235円(税込)

永久ライセンス(1年間メンテナンス付)
352,853円(税込)
Proの機能
BIMの機能
Mechanicalの機能

AIでCAD設計をする際のコツ

AIでCAD設計をする際のコツ

最後にAIでCAD設計をする際のコツについて3つ紹介します。

  1. 目的・使用条件を細かく決めてからAIに渡す
  2. 寸法・拘束を整えて設計意図を明確にする
  3. AIで作ったCADデータは必ず確認する

①目的・使用条件を細かく決めてからAIに渡す

AIでCAD設計を行うときは、いきなり形状を作らせるのではなく、

  • 何のための部品なのか
  • どのくらいの強度が必要か
  • どこを固定し、どこに力がかかるか

といった条件を先に整理しましょう。AIに曖昧な指示を出すほど、出力品質も低下します。AIは自動設計機能ではなく、条件をもとに支援ツールとして使うほうが、CAD設計の精度を高めやすくなります。

②寸法・拘束を整えて設計意図を明確にする

AIを使ったCAD設計では、完成形の見た目だけでなく、後から修正しても壊れにくい図面やモデルを作る意識を持っておきましょう。例えば、Autodesk Fusionであれば、どの寸法や拘束を与えるかによって、下流工程でのモデル更新のされ方が変わるとされています。

また、AutoConstrainは不足した拘束や寸法の補完を支援する機能ですが、最終的に設計意図と一致しているかは人が確認する前提です。AIでCAD作業を速くしても、設計意図が曖昧なままだと、修正時に形状が崩れたり、別部品との整合が取れなくなったりします。

③AIで作ったCADデータは必ず確認する

AIを活用したCAD設計では、作業スピードが向上する一方で、確認不足によるミスが発生しやすくなります。AIは設計条件や意図をもとに形状や拘束を補助する役割を担いますが、最終的な設計の妥当性まで保証してくれるわけではありません。そのため、AIでCAD設計を効率化するほど、最後のチェック工程が重要になるのです。

具体的には、

  • 寸法や公差のズレ
  • 部品同士の干渉
  • 組立性
  • 加工のしやすさ

といった観点を人の目で丁寧に確認しましょう。AIが出力した結果をそのまま採用するのではなく、あらかじめレビュー項目を整理し、一定の基準に沿って検証することで、設計品質を維持しやすくなります。AIとCADを組み合わせる際は、スピードと精度の両立を意識した運用が重要です。

以下の記事では、CADとAIの連携によってできることについても解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

【2026】CADと生成AIの連携でできる設計業務は?メリット・モデリング方法まで解説

AIでCAD設計の方法についてのまとめ

AIを活用したCAD設計は、作業効率の向上や設計の幅を広げる手段として、今後ますます重要性が高まっていく分野です。AIはCAD設計を完全に自動化するものではありませんが、形状の提案や作図の補助など、設計プロセス全体を支援する役割を担っています。

特に、設計時間の短縮やアイデア創出、属人化の解消といった点で、従来のCAD業務に変化をもたらすでしょう。一方で、AIに任せきりにするのではなく、設計意図の整理や最終チェックを人が担うことが重要です。AIとCADを適切に組み合わせることで、スピードと品質を両立した設計が実現しやすくなるでしょう。

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