OKK株式会社は、100年以上続く工作機械のメーカーです。長年培った技術を用いて、数多くの工作機械を製造しています。
では、具体的にどのような工作機械があるのか、OKKの工作機械を使用するメリットと一緒に確認していきましょう。
マシニングセンタが多いOKK株式会社の工作機械

OKK株式会社の工作機械は、固定した素材に回転する工具を当てて切削していく、フライス加工を行うのが特徴です。
そして、自動で工具を交換して加工を進める、マシニングセンタが大部分を占めます。
マシニングセンタのバリエーションは、垂直方向に加工を行う立形と、水平に加工をする横形、垂直と水平のどちらにも対応できる5軸制御と、選択肢が豊富です。
そして、精度の高さやコストパフォーマンスなど、異なる特徴を持つシリーズに分かれます。
さらに、同一シリーズ内にも、サイズやテーブル寸法などが異なる製品があり、使用環境や目的に応じて選択することが可能です。
また、切削加工を行うマシニングセンタに、研削加工機能を搭載させたグラインディングセンタや、人が操作する汎用フライス盤、鋼材加工機などもあります。
OKKの代表的な工作機械一覧
ここではOKKの代表的な工作機械を紹介していきます。
VM43R2
OKKの工作機械には、VM/Rシリーズという、ベストセラー機があります。
そのVM/Rシリーズを新しくしたのが、立形マシニングセンタであるVM43R2です。
元々のVM/Rシリーズの強みであった剛性を高めると共に、生産リードタイムの短縮に成功しています。
そして、一般的な金属だけでなく、チタンのような高硬度の金属の切削も可能です。
また、使いやすさも特徴で、テーブル部分の扉は天井部分までまとめて開閉する仕様となっています。
そのため、スムーズな取り扱いを実現できるでしょう。
VB53α
立形マシニングセンタの中でも、加工精度を重視しているのは、VB53αです。
高速で稼働する際の振動を、最小限に抑えられる構造となっています。
振動の影響が少なく済むため、金型のような精密さが求められる部品の加工に最適です。
また、振動が少なく済むということは、繊細な加工が必要な場面において、高速稼働の実現に繋がります。
さらに、周囲の温度変化に応じて補正を行う機能、ソフトスケールCubeを搭載しているのも特徴です。
リアルタイムで加工点の補正をするため、加工を行う環境の温度変化によって、精度が落ちるということはないでしょう。
HM400
OKKの横形マシニングセンタの中でも、人気となっているのは、HMシリーズです。
その中のひとつであるHM400は、マシニングセンタにとって重要である精度と強さ、剛性を兼ね備えています。
コンパクトなシルエットでありながら、幅広い用途で使うことが可能です。
また、スピードも特徴で、同クラスの中では上位に入る速さで稼働できます。
高速で稼働したとしても、ボールねじに採用されている中空冷却によって強制的に冷やされるため、安定した稼働を継続可能です。
HMC500
比較的サイズが大きめの横形マシニングセンタであるHMC500は、速度を重視して作られているのが特徴です。
工具の稼働そのものを速くすると共に、パレットの回転数を抑える工夫をするなどして、生産リードタイムの短縮ができます。
その速さは、部品の量産に活かせます。また、高速回転だけでなく、低速で力をかけた加工も可能です。
したがって、幅広い素材を用いた量産を実現できるでしょう。
GC43R
GC43Rは、OKKのベストセラー機であるマシニングセンタのVMシリーズに、研削加工機能を追加したグライディングセンタです。
力強さを始めとする、マシニングセンタが本来持っている機能を損なうことなく、研削加工によって加工の幅が広がっています。
そして、マシニングセンタの工具と同様に、研削加工で使用する砥石も、自動で交換することが可能です。
VC-X350
VC-X350は、OKKの5軸制御マシニングセンタ、5AXシリーズのひとつです。
方向にとらわれない加工が行えるので、複雑な造形に適しています。
そして、OKKの独自技術である、カム式高速同期工具交換装置を搭載しているのが特徴です。高速で工具を交換しながら、安定した稼働を実現できます。
また、素材を固定する円テーブルも高速回転し、生産リードタイムの短縮に繋がります。
OKKの工作機械を使用するメリット
たくさんのメーカーからOKKの工作機械を選ぶメリットを紹介します。
高い剛性によって安定した加工を継続可能
OKKの工作機械は、剛性が高いのが大きな強みです。
強度が高い部品の使用や、加工機械部分の構造を工夫することによって、強い力がかかるような加工であっても、歪みがでにくい仕様となっています。
そのため、安定した加工を継続することができるでしょう。
歪みが発生しにくければ、メンテナンスやトラブル発生の頻度も少なく済むはずです。
そうして、修理にかかるコストの抑制や、トラブルによる稼働停止のリスク回避といったメリットにも繋がるでしょう。
高い精度での工作を実現できる
OKKの工作機械には、精度が高いというメリットもあります。剛性が高いため、振動の影響を受けにくく、想定通りの加工ができるからです。
また、マシニングセンタには、高度なセンサーを搭載したものがあります。
そのセンサーによって、素材や工作機械本体の状態をしっかりと把握することで、高精度な加工を実現する形です。
また、工作機械の中には、振動を抑制したり、減衰したりする機能を備えたものもあります。
重切削性能で幅広い素材に対応可能
OKKは、重切削が代名詞となっています。
工作機械の強い力によって、硬度の高い素材であっても、加工することが可能です。
マシニングセンタであれば、少ない台数だけで、必要な加工が済むことも珍しくありません。
素材の硬度に応じて、機械を使い分ける必要がありません。
また、力が強ければ、一度に切削できる量も増えるため、加工時間の短縮ができるのもメリットです。
オーバーホールとレトロフィットで長期的な稼働ができる
OKKは、サポート体制が充実しているのも大きなメリットです。
数十年単位で長期的に使用した工作機械は、定期的なメンテナンスとは別に、オーバーホールができます。
古くなっている部品の交換や再研磨、細かな調整によって、新品に近い状態に戻すことが可能です。
また、古い工作機械に対しては、NC装置を新しいものに交換するレトロフィットを行えます。
レトロフィットの中には、機電系を交換するリプレースも含まれます。
そのようなオーバーホールやレトロフィットによって、同じ工作機械を長期的に使用することが可能です。
自動化設備との組み合わせや省力化ができる
OKKの工作機械、特にマシニングセンタは、自動化システムを組み込むことを想定して作られています。
バレット交換装置や他の工作機械と組み合わせて、少ない人員で、大規模な加工環境を用意することも不可能ではありません。
そして、OKKの自動化システムは、工作機械を導入するタイミングで取り入れなければならないわけではありません。
場合によっては、すでに設置してある工作機械に、後から自動化システムを取り付けるということも可能です。
また、人力稼働するシステムと組み合わせるという手もあります。
OKKには、加工に携わるスタッフの負担を減らせる、人力加工機械が数多く用意されています。
そういった機械と組み合わせることで、省力化を図れます。
おすすめの工作機械:SRM-20
OKKの工作機械は大型で高価な機械になります。簡単な切削加工であれば、当店で取り扱い中の「SRM-20」を導入してみるのがおすすめです。
「SRM-20」は、コンパクトな切削加工機です。デスクトップサイズなので置く場所を問わず、フルカバー構造による防塵設計なのでオフィスや教室でも使うことができます。
ケミカルウッドやモデリングワックスなど幅広い材料を切削でき、最終に近い素材でものづくりが行えます。ただし、金属の切削加工はできませんので注意してください。
| 造形マテリアル | モデリングワックス、サンモジュール、アクリル、ケミカルウッド、バルサ、木(朴)、ABS、ポリカーボネート etc..(金属は不可) |
| 最大造形サイズ | 動作範囲:203.2(X)×152.4(Y) ×60.5(Z)mm |
| 積層ピッチ | − |
「SRM-20」は、手軽に置けるデスクトップサイズの3D切削加工機です。フルカバー構造で加工時も安心。ケミカルウッドやモデリングワックスなど幅広い材料を切削でき、最終に近い素材で試作が行えます。… 続きを見る
高い精度の加工を長期的に行える工作機械
OKKの工作機械は、加工が難しい素材であっても、高い精度で切削できます。
そして、マシニングセンタに後付けシステムを組み合わせれば、大幅な省力化が可能です。
そのため、困難な加工を、なるべく人員を動員せずに実現したいのであれば、OKK製品の導入を考えてみましょう。






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