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3Dプリンターサービス

【2025】3Dプリンターサービスおすすめ10選を徹底比較!選び方や利用時の注意点も紹介

3Dプリンターの普及が進む中、自宅やオフィスに設備を持たずとも、高品質な造形を実現できる「3Dプリンターサービス」が注目されています。個人や企業が手軽に試作品やパーツを作成できるため、ものづくりの幅が大きく広がりました。

しかし、サービスごとに造形方式や対応素材、価格設定が異なり、最適な選択が難しいのも事実です。

本記事では、3Dプリンターサービスの選び方や利用の流れ、注意点を解説し、特におすすめのサービスを徹底比較します。あなたに最適な3Dプリンターサービスを見つけるための参考にしてください。

3Dプリンターサービスとは?

3Dプリンターサービスとは、個人や企業が3Dデータを元にオブジェクトを造形できるサービスです。3Dプリンターを所有せずとも、オンラインでデータを入稿し、希望の素材・造形方式を選ぶことで、プロ品質の造形物を手軽に注文できます。

試作品やカスタムパーツの制作、教育・研究用途、アート作品の制作など、幅広い分野で活用されています。特に、試作のスピードアップやコスト削減を目的として、製造業やスタートアップ企業からの需要が高まっています。

そもそも3Dプリンターが何かを知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

3Dプリンターとは? 基本の造形方式と活用法を解説

3Dプリンターサービスの利用メリット

3Dプリンターサービスの利用メリット

3Dプリンターサービスを利用することで、設備投資や維持管理の負担をかけずに、高品質なものを造形できます。ここでは、3Dプリンターサービスの主なメリットについて詳しく解説します。

  1. 初期投資不要で手軽に利用できる
  2. 高品質な造形を短期間で実現できる
  3. 多様な素材や加工オプションを選択できる

①初期投資不要で手軽に利用できる

3Dプリンターを導入するには、本体の購入費用に加えて、保守管理費や消耗品のコストがかかります。しかし、3Dプリンターサービスを利用すれば、初期投資が不要となり、必要な時だけ注文できるため、コストを大幅に抑えられるでしょう。

特に、頻繁に3Dプリンターを使用しない企業や個人にとっては、機材を所有するよりも効率的な選択肢です。

②高品質な造形を短期間で実現できる

自社で3Dプリンターを運用する場合、機材の設定やメンテナンス、最適な造形条件の調整など、専門知識が必要です。

しかし、3Dプリンターサービスを利用すれば、専門の技術者がデータを解析し、最適な設定で造形を行うため、高品質な仕上がりが期待できます。また、最新の高性能3Dプリンターを活用できるため、精密な造形や特殊な素材での出力も可能です。

③多様な素材や加工オプションを選択できる

3Dプリンターサービスでは、樹脂や金属、セラミックなど、多種多様な素材に対応しています。また、表面処理や塗装、研磨などの後加工オプションも利用できるため、用途に応じた仕上がりを実現できるでしょう。

自社で複数の素材や造形方式を揃えるのは困難ですが、外部の3Dプリンターサービスを利用すれば、自分のニーズに合わせた対応をしてもらえます。

もちろん、3Dプリンターサービスを使わずに、3Dプリンターの導入も同時に検討している方もいるでしょう。TECH MARTでは、産業用3Dプリンターの販売・導入支援を行っています。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

おすすめの3Dプリンターサービス10選

3Dプリンターサービスを選ぶ際、各社の特徴や価格、対応素材などを比較することが重要です。以下に、特におすすめの10社を一覧表でまとめました。

サービス名 価格帯

(例:PLA樹脂 10 ㎤)

特徴
DMM.make 3,000円~6,000円程度 多様な素材と造形方式に対応し、オンラインで簡単に注文可能。
3Day プリンター 1,500円~4,000円程度 短納期での対応が可能で、個人利用にも適したサービス。
RICOH 3Dプリンター出力サービス 4,000円~8,000円程度 高精度な造形と大手企業の信頼性を提供。
アリエル 3Dプリンター事業部 要問合せ (産業用途向け) 産業用途に強く、精密部品製作に対応。多様な造形方式と特殊素材も利用可能。
JMC 3Dプリントサービス 8,000円~ (金属造形は高価) 金属造形に強みを持ち、産業用途にも対応。
INTER CULTURE 4,000円~7,000円程度 デザインから造形までトータルサポートを提供。
アルテック 3Dプリントサービス 5,000円~ (大型/特殊素材は高価) 大型造形や特殊素材にも対応可能。
ココナラ 3Dプリントサービス 1,000円~ (個人の出品者により大きく変動) フリーランスとのマッチングで多様なニーズに応える。
3DTOWN 3,500円~6,500円程度 高品質な造形と柔軟な対応が特徴。
JLC3DP 1,800円~4,500円程度 コストパフォーマンスに優れ、初心者にも利用しやすい。

①DMM.make

DMM.makeは、日本国内で最も知名度の高い3Dプリンターサービスの一つで、幅広い素材と造形方式に対応しています。オンラインでデータをアップロードし、見積もりを確認した後に注文ができるため、初心者にも使いやすいのが特徴です。

また、試作品から本格的な製品まで対応しており、個人利用だけでなく、企業の試作・小ロット生産にも適しています。短納期対応も可能で、迅速に造形物を受け取れる点もメリットです。

②3Dayプリンター

3Dayプリンターは、短納期での対応を強みとする3Dプリントサービスです。通常の3Dプリントサービスでは、注文から納品まで数日から数週間かかることが一般的ですが、3Dayプリンターでは最短3日で造形物を受け取れます

コストも比較的リーズナブルで、小ロットの試作品やプロトタイプの製作におすすめです。取り扱い素材や造形方式は限られていますが、スピードを重視するプロジェクトで利用すると良いでしょう。

③RICOH 3Dプリンター出力サービス

RICOHの3Dプリンター出力サービスは、高精度な造形技術と大手メーカーならではの信頼性が強みです。特に、産業向けの高品質な造形を求める企業に適しており、試作から最終製品まで幅広いニーズに対応できます。

また、造形データのチェックや修正のサポートも充実しており、初心者でも安心して利用できます。納期の柔軟な調整も可能で、急ぎのプロジェクトにも対応可能です。

④アリエル 3Dプリンター事業部

アリエルの3Dプリンター事業部は、産業用3Dプリンターの活用を強みとするサービスを提供しています。主に自動車、航空宇宙、医療機器分野での精密部品製作に対応しており、高度な造形技術を活かした試作や製品開発をサポートしています。

特に、高強度なナイロンやカーボンファイバー入り樹脂などの特殊素材の造形が可能で、強度や耐熱性が求められる部品製作にも適しています。産業用途に特化した高品質な3Dプリントを求める企業にとって、おすすめのサービスです。

⑤JMC 3Dプリントサービス

JMCは、金属造形に強みを持つ3Dプリントサービスです。医療、航空、精密機械業界向けに高品質な金属パーツを提供しており、試作品から最終製品まで幅広い用途に対応しています。コストは比較的高めですが、高精度な仕上がりを求める企業にとってはおすすめです。

チタンやアルミニウム、ステンレスなどの金属素材を使用できるため、強度や耐久性が求められる製品に適しています。また、CADデータの作成サポートや後加工のオプションも充実しており、加工精度にこだわるプロジェクトにも対応可能です。

⑥INTER CULTURE

INTER CULTUREは、デザインから造形までトータルでサポートする3Dプリントサービスです。特に、クリエイティブ業界向けに特化しており、プロのデザイナーやエンジニアと連携しながらオリジナルの造形物を制作できます。

対応素材や造形方式も幅広く、造形後の仕上げ加工や塗装サービスも提供しています。試作品だけでなく、最終製品としての品質を求めるユーザーにも適しており、建築模型やアート作品の制作にも活用されています。

⑦アルテック 3Dプリントサービス

アルテックは、大型造形や特殊素材の3Dプリントに強みを持つサービスです。一般的な樹脂や金属に加え、耐熱性や耐久性に優れた特殊素材の造形にも対応しており、産業用途の製造部品や試作に適しています。

大型のプリントに対応しているため、建築業界や自動車業界など、大きな造形物が必要な場面でも活用されています。後加工のオプションも充実しており、研磨や塗装、組み立てなどを一括で依頼できる点も魅力です。

⑧ココナラ 3Dプリントサービス

ココナラは、個人事業主とのマッチングで多様なニーズに応える3Dプリントサービスが提供されています。個人のクリエイターやエンジニアと直接やり取り可能で、オリジナルのアイデアを形にできます。価格帯も幅広く、予算に応じて選択してみてください。

⑨3DTOWN

3DTOWNは、高品質な造形と柔軟な対応が特徴の3Dプリントサービスです。特に、試作や小ロット生産に強みを持ち、短納期にも対応しています

また、3Dデータのチェックや修正サービスも提供しているため、データ作成に不安がある場合でも安心して利用できます。価格と品質のバランスが取れており、多くのユーザーに支持されています。

⑩JLC3DP

JLC3DPは、コストパフォーマンスに優れた3Dプリントサービスで、特に初心者や個人ユーザーに人気があります。大量生産にも対応可能なため、試作だけでなく、低コストでの量産を考えている企業にも適しています。

樹脂、ナイロン、金属など多様な素材を取り扱っており、短納期での対応もしています。また、オンラインで簡単に注文できるシステムが整っており、3Dプリントを初めて利用する方でもスムーズに発注できます。

3Dプリンターサービスの選び方

3Dプリンターサービスの選び方

3Dプリンターサービスを選ぶ際には、複数のポイントを比較することが大切です。ここでは、3Dプリンターサービスを選ぶポイントを3つ紹介します。

  1. 対応可能な造形方式を確認する
  2. コストと納期のバランスをチェックする
  3. サポート体制と追加サービスを比較する

①対応可能な造形方式を確認する

3Dプリンターには、FDM(熱溶解積層方式)、SLA(光造形方式)、SLS(粉末焼結方式)など、さまざまな造形方式があります。FDMはコストが低く、手軽に利用できるのが魅力ですが、細かいディテールが求められる造形には不向きです。

SLAは高精細な造形が可能で、デザイン性の高い製品に適しています。SLSは強度の高いパーツを製作できるため、機械部品などの実用的な用途に向いています。利用目的に応じて、最適な造形方式を採用しているサービス選びましょう。

なお、造形方式については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

【2025】3Dプリンターで金属加工を簡単に!金属3Dプリンターの造形方式や導入ポイントを解説

②コストと納期のバランスをチェックする

3Dプリントのコストは、造形方式、素材、造形サイズによって大きく異なります。特に、高精度な仕上がりを求める場合や、特殊な素材を使用する場合は、コストが高くなる傾向があります。

また、納期もサービスごとに違いがあり、短納期対応のオプションを提供している場合もあります。試作品やプロトタイプを迅速に作成したい場合は、スピードとコストのバランスを考慮して選びましょう

③サポート体制と追加サービスを比較する

初めて3Dプリンターサービスを利用する場合、データの修正や造形に関するサポートがあるかどうかも重要なポイントです。中には、データチェックや修正を行ってくれるサービスもあり、3Dデータ作成に不慣れな方でも安心して利用できます。

また、後加工(研磨、塗装、組み立てなど)を提供しているサービスもあるため、完成品の仕上がりにこだわる場合は、追加サービスの充実度も比較しましょう。

3Dプリンターサービスの利用手順

3Dプリンターサービスの利用手順

ここでは、一般的な3Dプリンターサービスの利用手順について解説します。

  1. 3Dデータの準備
  2. サービスへのデータアップロード
  3. 見積もりと注文
  4. 造形と納品

① 3Dデータの準備

3Dプリンターで造形するには、まず3Dデータ(STL、OBJ、STEPなどの形式)が必要です。自分でモデリングソフトを使って作成するか、オンラインで提供されている3Dデータを活用する方法があります。

また、一部のサービスでは、2Dデータやアイデアスケッチから3Dデータを作成するサポートも提供しているため、データ作成に不安がある場合は相談してみるのも良いでしょう。

②サービスへのデータアップロード

準備した3Dデータをサービスの公式サイトや専用のアップロードシステムに送信します。この際、造形方式や素材、仕上げのオプションなどを選択することが一般的です。

多くのサービスでは、データを自動解析し、エラーがないか確認する機能が備わっており、問題がある場合は修正を求められることもあります。

③見積もりと注文

データのアップロードが完了すると、サービス側で造形費用の見積もりが提示されます。価格は、使用する素材や造形サイズ、造形方式によって変動するため、予算と相談しながら選ぶことが重要です。

納期や追加オプションを確認し、注文を確定すると、造形が開始されます。

④造形と納品

注文が確定すると、3Dプリンターによる造形が開始されます。造形完了後、必要に応じて研磨や塗装、組み立てなどの後加工が行われ、最終的な製品が仕上がります。

完成品は、指定した住所へ発送されるか、店舗での受け取りが可能な場合もあります。納品までの期間は、選択したサービスや造形の難易度によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

3Dプリンターサービス利用時の注意点

3Dプリンターサービスを利用する際には、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。データの形式や造形サイズの制限、素材の特性、後加工の可否などを理解していないと、期待通りの仕上がりにならないことがあります。

特に、造形方式によっては精度や強度が異なるため、用途に応じた適切な選択が求められます。また、見積もり時の価格と最終的な費用が変わることもあるため、追加料金が発生するケースについても事前に確認しておくと安心です。

サービスごとの特徴をしっかり把握し、スムーズに利用できるように準備しましょう。

3Dプリンターサービスまとめ

3Dプリンターサービスを利用すれば、高額な設備投資をせずに、高品質な造形物を手軽に注文できます。特に、試作品の製作や少量生産に適しており、さまざまな業界で活用されています。

本記事では、おすすめの3Dプリンターサービス10選を紹介しましたが、実際に利用する際は、対応可能な造形方式やコスト、サポート体制などを比較し、自分のニーズに合ったサービスを選びましょう。

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