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3D CADのフリーソフトはある?おすすめや無料で使う方法を紹介

パソコンで立体的な設計を行うためには、3D CADのソフトが必要です。3D CADソフトは基本的に有料のものが多いですが、無料で使うことができるフリーソフトも数多くあります。
その中でもおすすめできるソフトを、体験版があるソフトや選び方と一緒に紹介していきます。

3D CADソフトを無料で使うには?

3D CADを無料で使うための主な方法としては、フリーソフトの利用が代表的です。
3D CADソフトの中には、独自の理念などによって、無料で全ての機能を使えるものも数多くあります。そういったフリーソフトを選べば、コストをかけずに設計を行うことが可能です。
中には、無料で使うために会員登録をしたり、個人情報を入力しなければならないソフトもありますが、無料であることには変わりありません。

無料のトライアル版やフリープランを使う

有料の3D CADソフトは、無料で利用できるトライアル版を用意していることが多いです。
基本的には期限が設けられているため、いつまでも無料で使うことは不可能ですが、実際に購入する前にどういったものなのかを確かめられます。

一時的に3D CADソフトが必要な場合は、トライアル版だけで済ませられるかもしれません。
また、一部機能に制限が付いた、フリープランを用意している有料ソフトもあります。
全ての機能を使うには有料プランに移行しなければなりませんが、基本的な機能だけであれば無料で利用可能です。

学生版や教員版を使う方法もある

通常の利用は有料だけれども、学習目的であれば無料で使える3D CADソフトもあります。主に、専門学校や大学に在籍している人や、教育機関で3D CADの使い方を教える人が対象です。
導入する際に在籍証明が求められますが、条件を満たしていれば、ほぼ全ての機能を無料で使えるでしょう。

フリーで使えるおすすめの3D CADソフト

フリーで使えるおすすめの3D CADソフト

それでは、無料で利用することができるフリーの3D CADソフトの中から、おすすめを紹介していきます。

FreeCAD

全ての機能を無料で使える3D CADソフトとして代表的なのは、FreeCADです。オープンソースなので、無料で使用することができます。個人使用限定など、無料で利用するための条件も特にありません。

そして、無料でありながら、3D CADソフトとしては高い性能を備えています。
また、オープンソースであることを活かして、色々なカスタマイズを行えるのが強みです。
技術力さえあれば、他のソフトと連携させたり、解析のために使用したりすることも不可能ではありません。

OpenSCAD

FreeCADと同様に、オープンソースであるため、無料で利用できるソフトです。オーソドックスな3D CADソフトは、マウスを使って直感的にモデリングしていきますが、OpenSCADではプログラミングの技術を使用します。専用言語を入力すれば、3Dモデルが造形される仕組みです。

プログラミングのスキルが求められるため、上級者向けのソフトと言えるでしょう。ただ、使いこなせれば、複雑なモデルでも容易に作成することができます。
さらに、変数などのプログラミング構文も使えるため、特殊なモデリングを行ったり、モデリングの効率を良くしたりすることも可能です。

トライアル版やフリープランがある3D CADソフト

トライアル版やフリープランがある3D CADソフト

トライアル版やフリープランが用意してある、有料の3D CADソフトも見ていきましょう。

Fusion

有料3D CADソフトの中でも有名なのは、AUTODESK社のFusionです。工業分野に適したソフトで、年間1000ドルより高い売上を出さない個人利用であれば、無料で利用することができます。
つまり、個人用は実質的なフリープランです。個人用は制限が設けられていますが、CADとしての基本的な機能はひと通り備わっています。

その上、工作機械で加工するためのCAMの機能もあるため、設計から加工までを一貫して行うことも可能です。
また、学生や教員であれば、全ての機能を無料で使えます。それ以外の人でも、30日のトライアル版で全ての機能を使うことができます。

SketchUp

SketchUpは、基本的な機能は無料で使うことができるソフトです。実質的にはフリープランで、SketchUp GoやSketchUp Proなど、複数の有料版が用意されています。

フリープランの場合は、Webベースでの3Dモデリングを行うのが基本です。また、制限はあるものの、構築済みの3Dモデルやクラウドストレージも使えます。
そのため、人によっては、フリープランでも十分でしょう。有料プランに移行した場合は、3Dモデルやクラウドストレージの制限がなくなったり、Webではなくデスクトップでのモデリングができるようになったりします。

AutoCAD

Fusionと同じAUTODESK社のソフトで、汎用性が高く、幅広い分野で活用することができるソフトです。そのAutoCADには、無料のトライアル版があります。
30日の期間内であれば、3DモデリングやAPIによるカスタマイズなど、全ての機能を利用可能です。

シェア率が高いCADソフトなので、どのトライアル版が良いか迷ったときは、AutoCADを選ぶと良いでしょう。また、学生と教員向けのフリープランもあります。

BricsCAD

BricsCADは、AutoCADと互換性があることで有名な3D CADソフトです。そして、汎用的な3Dモデリングや建築物設計のBIMなど、幅広いことができる高い性能を持っています。
それでいて、価格が安い点が大きな強みです。また、AIを導入していて、複雑な処理であってもスムーズに進行させることができます。

利用するためにはサブスクリプション契約あるいは永久ライセンスの購入が必要ですが、30日間のトライアル版も用意されています。
類似点が多いAutoCADと比較する目的で、それぞれのトライアル版を使ってみるのも良いでしょう。

3D CADフリーソフトの選び方

3D CADフリーソフトの選び方

フリーの3D CADソフトを選ぶ際に、複数の候補が挙がることは珍しくありません。その中からどのようにして選べば良いのか、その方法をご紹介します。

必要な機能が搭載されていること

フリーソフトは、有料ソフトのように機能が充実しているとは限りません。そのため、必要な機能が全て搭載されているかを確認するようにしましょう。特にフリープランのソフトを選ぶ場合、重要な機能は有料版でしか使えないことが多いです。
いざ導入した後で、期待していた機能が使えないということにならないよう、あらかじめ機能面は把握しておいてください。

得意としている用途

3D CADソフトは、3Dモデルの作成や建築物の設計など、得意としている用途が異なる場合があります。もし、特定の用途で使うことが明らかになっているのであれば、その用途に合ったソフトを選んだほうが良いでしょう。

最適なユーザーインターフェースや、あらかじめ用意されている素材によって、快適に使えるはずです。
色々な目的で使いたい、特に使う目的が決まっていないという人は、色々な用途に対応している汎用CADソフトを選んで問題ありません。

具体的な操作性

3D CADソフトは、製品によって操作性が大きく異なります。そのため、選び方次第で、使い勝手が変わるでしょう。
3D CADに慣れていない人は、操作性がシンプルであったり、直感的に操作できるものを選んだほうが無難です。操作性が独特なソフトや、複雑なソフトは使いこなせない恐れがあります。

また、フリーソフトの中には、有料ソフトに操作性を近づけているものもあります。将来的に有料ソフトを使うかもしれないという人は、そのソフトと操作性が近いフリーソフトを選ぶのも良いでしょう。

実用も可能な3D CADフリーソフト

無料で利用することができるフリーソフトは、3D CADがどういったものなのかを試したり、類似する有料ソフトの使い勝手を確認したりするのに使えます。
また、高性能なフリーソフトであれば、有料ソフトと同じように使用することも不可能ではありません。いずれの場合もコストはかからないので、まずは使用してみると良いでしょう。

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