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Raise3D Pro3の特徴を徹底解説!メリットや価格も紹介

【2025】Raise3D Pro3の特徴を徹底解説!メリットや価格も紹介

近年、3Dプリンターは様々な用途で活躍できることから産業界での需要は増加傾向にあります。それに伴い、新たな機能やフォルムのプリンターが次々に登場しています。

しかし、選択肢が多くなるにつれて「どの機種を選べばいいの?」「おすすめの3Dプリンターを知りたい」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回紹介するのがハイスペックな機能を搭載している「Raise3D Pro3」です。

本記事ではRaise3D Pro3の特徴や使用するメリット・デメリット、価格帯など解説します。本記事を参考にRaise3D Pro3の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

Raise3D Pro3とは?

Raise3D Pro3はアメリカに本社をおく3Dプリンターメーカー「Raise3D社」が開発・発売した3Dプリンターです。Raise3Dシリーズの中でもトップクラスの性能を誇り、アメリカのMake誌など3Dプリンターランキングで1位を獲得している機種です。

コストパフォーマンスに優れているため製造業に留まらず、あらゆる業種での導入が広がっており、人気・信頼性が高いことから、販売後すぐに完売・入荷待ちとなる3Dプリンターの1つです。

Raise3D社は高い性能を誇る3Dプリンターを生産してきましたが、その中でもトップクラスの性能を誇ります。

Raise3D Pro3の特徴

Raise3D Pro3の特徴

Raise3D Pro3にはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは以下5つの特徴を詳しく解説していきます。

  1. トップクラスの造形速度
  2. 長時間造形でも高い安定性
  3. 多種類のフィラメントに対応
  4. 初心者でも簡単に操作できる
  5. 充実のアフターサポート

特徴1.トップクラスの造形精度

3Dプリンターで造形する際には、紙を重ねるように1層ずつ原材料を積層していきます。この1層あたりの厚みを「積層ピッチ」と言いますが、積層ピッチが厚いほど造形物の精度にムラが発生しやすくなります。

しかし、Raise3D Pro3は積層ピッチ0.01mmとかなり薄く、複雑な造形や大きな造形物も精度高く作り上げることが可能です。

特徴2.長時間造形でも高い安定性

3Dプリンターは造形時間が長くなればなるほど機械の安定性を維持することは難しく、造形物の精度は低下します。また、造形時間が長いことによってそもそも完成までに至らず、同じ作業を1から行っていくこともあります。

しかし、Raise3D Pro3はZ軸6本、X/Y軸十字ボールねじ・ボールブッシュを採用しており、プラットフォームのズレを防止します。そのため、安定した造形が実現します。

また、頑丈な機械構造により200時間以上の造形が可能であり、大型の造形物も問題ありません。

特徴3.多種類のフィラメントに対応

フィラメントとは、3Dプリンターで造形する際の原材料として使用されるプラスチック素材です。フィラメントは様々な種類があり、造形物によって適切なフィラメントを選択する必要があります。
しかし、3Dプリンターの中には少数のフィラメントにしか対応しておらず作成できる造形物は限定されがちです。

Raise3D Pro3は、

  • PLA
  • ABS
  • PC
  • PA
  • TPU
  • PET
  • PVA
  • Carbon

など多種類のフィラメントに対応しており、あらゆる造形物の作成が可能になります。

特徴4.初心者でも簡単に操作できる

Raise3D Pro3はタッチパネルが搭載されており、初心者でも簡単に操作できます。3Dプリンターは使い方や操作方法が機種によって異なるため、慣れるまでに時間がかかります。

初心者でも操作できるRaise3D Pro3であれば、業務の効率化を実現するため短時間で様々な造形物の作成が可能です。また、造形中の進行状況を確認できるため、造形の残り時間など一目で確認できます。

特徴5.充実のアフターサポート

海外で生産・販売されている3Dプリンターは取扱説明書など英語で表記されていることも多く、使用までに時間がかかります。そのため、導入後すぐに使用することはハードルが高いと言えます。

しかし、Raise3Dの日本総代理店である日本3Dプリンター株式会社では電話での対応や24時間メールでの質問を受け付けているため、万が一故障やトラブルが起きても即座に対応が可能です。
3Dプリンターの故障によって業務がストップしてしまう時間を大幅に短縮できます。

Raise3D Pro3の価格は?

Raise3D Pro3の価格は?

Raise3D Pro3はRaise3Dシリーズの中でもトップクラスの性能を持っており、価格は税込で902,000円となっています。
3Dプリンターの平均相場は「家庭用」「企業用」の2種類に分けられるのが平均で、

  • 家庭用:3万円〜15万円
  • 企業用:数十万円〜1億円

です。企業向けに関しては価格帯はかなり広く用途や目的によって選ぶ必要があります。
Raise3D Pro3は高い性能を誇りながら価格も100万円台と高いコストパフォーマンスを実現しています。

Raise3D Pro3の主な概要は以下をご覧ください。

  • 造形材料:T-PLA、T-ABS、PETG、PTG、Polyflex、カーボン、木質、etc
  • 造形サイズ:300 x300 x300 mm
  • 積層ピッチ:0.01〜0.65mm
  • 造形方式:FDM/FFF (Fused Filament Fabrication) 方式

また、おすすめの3Dプリンターをさらに知りたいという方は下記記事も併せてご覧ください。

3Dプリンターの価格別おすすめ10選 – 3Dプリンター価格比較

Raise3D Pro3を使用するメリット

Raise3D Pro3を使用するメリット

Raise3D Pro3を使用するうえでどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは以下2つのメリットを紹介します。

  • 大型の構造物も失敗しない
  • 構造物が丈夫に作れる

大型の構造物も失敗しない

3Dプリンターは制作する製品が大きければ大きいほど、失敗のリスクが高まります。そのため、大きい製品を作る際はパーツごとに作成を行い、最後に組み立てを行います。
しかし、Raise3D Pro3は長時間の製造が可能であるため、パーツごとに制作、組み立ての工程を省くことができます。

また、よくあるトラブルとしてエクストルーダーに過熱によるヘッドの詰まりもRaise3D Pro3は複数のギアを組み合わせた「新型エクストルーダー」を採用しているため、過熱を防ぎフィラメントの詰まりを防止します。

構造物が丈夫に作れる

3Dプリンターにおいて積層ピッチの細かさはプリンターのスペックを測る重要な要素です。積層ピッチが厚ければ製品の精度も低下し、すぐに壊れてしまうこともあります。
しかし、Raise3D Pro3は0.01mm〜造形ができるため丈夫な構造物を作成できます。

丈夫に作りたいものや精度が高いものを作成したい場合に適した3Dプリンターと言えるでしょう。

Raise3D Pro3を使用するデメリット

Raise3D Pro3はメリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは以下2つのデメリットを紹介します。

  • 仕上げには手作業による研磨が必要
  • 熱収縮による反りや歪みの可能性

仕上げには手作業による研磨が必要

Raise3D Pro3は積層ピッチが細かい反面、印刷方式はFDM(熱溶解積層方式)であるため、構造物表面には多少のザラつきが生じやすいです。そのため、表面の積層痕を取り除き表面を滑らかにするには手作業による研磨が必要です。

しかし、FDM方式ではどの3Dプリンターを用いても積層痕が残りやすくRaise3D Pro3は他の3Dプリンターと比較して積層痕が滑らかに仕上がります。
手作業による研磨の工数も少ない時間で大丈夫でしょう。

熱収縮による反りや歪みの可能性

3Dプリンターは積層の過程で原材料となる金属や樹脂を過熱、溶解、冷却の工程を踏んで造形を行います。しかし、FDM方式は高温での造形方式は造形物を冷却する段階で反りや歪みを引き起こす可能性が高くなります。

一般的に樹脂よりも金属の方が冷却段階での反りや歪みは小さいですが、対策は必要です。例えば「製作時間を伸ばす」「使用するフィラメントは反りや歪みに強いモノ」などの工夫です。
Raise3D Pro3は使用できるフィラメントが豊富であるため、最適な材料が見つけやすいのも魅力の1つです。

失敗しない3Dプリンターの選び方

失敗しない3Dプリンターの選び方

3Dプリンターは「口コミが良かった」「購入数が多い」などの理由ではなく、目的を持って適したモノを選びましょう。
ここでは3Dプリンターの選び方を3つ紹介します。

  • 価格で選ぶ
  • 材料から選ぶ
  • 機能から選ぶ

価格で選ぶ

3Dプリンターを選ぶうえで重要となってくるのが価格です。単純に値段が高価であればスペックが良いとは限りません。
また、使用する目的・頻度・製作するモノによっても価格は大きく異なります。

どれだけコストパフォーマンスが高いかを基準に決めると良いでしょう。導入後に失敗しないためにもレンタルサービスなどを利用すると、価格面での失敗となるリスクを抑えることができます。

材料から選ぶ

3Dプリンターは機種によって使用できる材料が異なります。自社で使用する材料が決まっているのであれば適した3Dプリンターを選びましょう。

また、様々な構造物を製作するのであれば「レジン」や「フィラメント」への対応が豊富な機種がおすすめです。どれだけ高スペックな機種であっても材料が適していなければ、精度の高い製品を作成することはできません。

機能から選ぶ

3Dプリンターは多機能であれば良いというわけではありません。機能が多いということは値段も高くなりやすいからです。自社では使わない機能を区別し、最小限の機能に抑えることで予算を抑えることも可能になります。

また、サポート体制がある3Dプリンターを選べば導入から定着までスムーズに行えます。

3Dプリンターの選び方についてさらに詳しく知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。

3Dプリンターの選び方 – 3Dプリンター選びで重視することは?

Raise3D Pro3の購入ならFabmart

Raise3D Pro3の購入ならFabmart

Raise3D Pro3はRaise3Dシリーズの中でも特に人気の高い機種の1つです。発売当初は品切れによる入荷待ちが起きているため「購入を検討している」「スペックの高い3Dプリンターを探している」という方は本記事を参考にぜひ購入を検討してみてください。

また、Fabmartでは様々な3Dプリンターを取り扱っております。ぜひ併せてご覧ください。

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