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3Dプリンターでガンダムを作成するデータはある?費用相場を紹介

【2025】3Dプリンターでガンダムを作成するデータはある?費用相場を紹介

造形精度の高い3Dプリンターが安価に入手できるようになり、フィギュアやプラモデルの作成が身近なものになっています。
なかでも長年人気を維持し続けている「ガンダム」を3Dプリンターでの作成に挑戦したいという方は多いのではないでしょうか?

しかし、「データの作成方法がわからない」「ガンダムって作れるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

本記事では、3Dプリンターでのガンダム(ガンプラ)を作成する方法、データの取得方法、作成する際の注意点など詳しく解説していきます。

3Dプリンターでガンダムは作成できる?

そもそも、3Dプリンターでガンダムは作成できるの?と思う方もいるでしょう。結論、ガンダムの作成は可能です。
素材や造形方式を意識し技術を磨けば、おもちゃ屋などで売っている「ガンプラ」と呼ばれるほどのクオリティーと同等のフィギュアも作成できます。

3Dプリンターは高価ではありますが、一度購入すれば長年使用できるものであり、ガンプラを何体も購入するより安価で、色塗りや組み立てなど作成をより細かく楽しむことができます。

ただし、ガンプラの精度にこだわりたいのか、強度を重視するのかなど自身ですべて決定し慎重に作成していく必要があるでしょう。データの作成なども必要になるため一定の知識は必要になります。

また、その他の作品を作る方法については下記記事で紹介していますので併せてご覧ください。

【2024】3Dプリンターのアイデア商品を紹介!作る方法と売るコツを解説

3Dプリンターでガンダムのデータを作成する方法

ガンダムのデータを作成する方法

3Dプリンターでガンダムを作成する際は様々な方法があります。ここでは以下3つの方法について解説します。

  • 3DCADを利用する
  • 3Dスキャンしてデータを作成する
  • 配布サイトからダウンロードする

3DCADを利用する

3DCADとは製造業や建築業などモノづくりにおいて設計に用いられるソフトです。

3DCADはすでに寸法が決まっているフィギュアにおすすめの方法で、ガンダムの高さ、横幅などパラメータを入力しながら作成を行なっていきます。
ただし、CADソフトは絵を描くソフトではないため「面が捻れる」「線が交差する」など、自身だけのオリジナルガンダムを作成したいという方にはおすすめしません。

3Dスキャンしてデータを作成する

既存のガンダムフィギュアを作成したい方は3Dスキャナーを使用して、3Dデータ化するのも1つの方法です。

3Dスキャナーは3DCADや3DCGを扱えない人におすすめです。データを1から作成するより効率的に作成できるため、フィギュア作成の期間を短縮したい場合には3Dスキャナーを使用しましょう。

ただし、3Dスキャナーは数万円〜数十万円と決して安価ではないため、慎重に購入を検討しましょう。購入を検討している方はFabmartでの購入がおすすめです。

配布サイトからダウンロードする

データを1から作成するのが面倒くさいという方はWeb上で配布されている既存のデータを使用するのも良いでしょう。ガンダムは特に人気のあるフィギュアであるため、様々なサイトからデータが配布されています。そのため、自身が作成したいガンダムが見つかりやすいでしょう。

ただし、データをダウンロードする際にはトラブルが起きないように著作権や商用利用などの注意事項を確認しておく必要があります。

また、ガンダムを作成する際はデータだけでなく使用する3Dプリンターも重要になります。「おすすめの3Dプリンターを知りたい」という方は下記記事も併せてご覧ください。

【2024】3Dプリンターのおすすめモデルを紹介!選び方も解説

3Dプリンターによるガンダムの作成手順

3Dプリンターによるガンダムの作成手順

3Dプリンターでガンダムを作成する際の手順について解説します。作成手順は以下の通りです。

  1. データを作成する
  2. スライサーソフトでデータの変換
  3. データを使用してガンダムを出力する
  4. サポート剤を取り除く

①データを作成する

まずは3Dデータを作成する必要があります。ガンダムのデータを作成する際には「ガンダムのデータを作成する方法」で紹介した通り自身の好みの方法で作成を行いましょう。

デザインスキルに自身がない方や初めて作成するという方は、データの配布サイトからダウンロードする方法がおすすめです。

②スライサーソフトでデータの変換

作成した3Dデータをスライサーソフトを使用して3Dプリンター用のデータに変換していきます。作成した3Dデータのままでは、3Dプリンターはデータを読み込むことはできません。

そのため、データを変換して3Dプリンター用データに変換することで一層一層出力することが可能になります。

③データを使用してガンダムを出力する

データが用意できたら読み込みを行い、印刷を行います。

この時に注意するのはガンダムの印刷する向きによってサポート材の量が変わることを意識しておかなければいけません。サポート材を過剰に使用するとコストがかかるだけでなく、後処理が大変、造形時間が長くなるなど問題が発生するため注意しましょう。

④サポート材を取り除く

ガンダムの印刷が完了したら、サポート材を取り除いていきます。細部のサポート材を取り除く際には工具を利用して慎重に取り除きましょう。

サポート材は取り除きやすいものを採用すると後処理が簡単になり、高品質なガンダムが作成できます。

ガンダムの3Dプリンターデータは無料でもあるのか?

ガンダムのデータは無料でもあるのか?

Web上にはガンダムの様々なデータが配布されていますが、有料版・無料版とどちらもあります。初心者の方であれば3Dプリンターやその他の機材などを用意すると数十万円とお金がかかるため、なるべくなら費用を抑えたいところです。

そのため、無料データを使用するのがおすすめです。

有料データとの違い

無料版があるならそちらを使用した方がいいのでは?と思う方も多いでしょう。しかし、有料版と無料版には様々な違いがあります。

例えば、3Dプリンターで作成する際のガンダムのクオリティーです。フィギュアを作成するのであれば、より細かく品質の高いフィギュアを作成したいと考えるでしょう。
近年では無料版でも高品質なデータがありますが、有料版の方がリアルでより精密なガンダムを作成できます。

有料版の方が品質が優れているのは当然ですが、安全性なども考えると有料版で作成することをおすすめします。

有料データの相場

ガンダムのデータは多くのサイトで配布されており、サイトによって値段は異なります。また、クオリティーにもよりますがデータの費用相場は数千円〜数万円程度です。

3DCADやスキャナーを使用するより安価に抑えられるため、初めは既存のデータから作成してみましょう。

ガンダムの3Dプリンターデータはどこでダウンロードできる?

ガンダムのデータはどこでダウンロードできる?

 

ガンダムのデータをダウンロードする際は主に2つのサイトがおすすめです。

  • thingiverse
  • cgtrader

Thingiverse

Thingiverse

引用:Thingiverse

Makerbotが運営している3Dデータ共有サイトです。検索欄に自身が作成したいものを入力すれば、様々な3Dデータが出てきます。完全無料で使用でき、安心してダウンロードできます。

Thingiverse

サイト自体は英語表記ですが、日本でも十分に使用できるでしょう。また、「ガンダム」と日本語で入力するのではなく「GUNDAM」と入力すれば様々なデータが出てきます。

cgtrader

cgtrader

引用:cgtrader

cgtraderはヨーロッパとアメリカに本社を置く企業です。無料版・有料版データどちらも用意されています。ガンダムのデータは数多くあり、有料版はクオリティーの高いデータをダウンロードできます。

cgtrader

ただし、有料版の金額は「ドル表記」であり、円に換算する必要があります。データを安心して利用したい方はこちらのサイトもおすすめです。

3Dプリンターでガンダムを作成する際の注意点

3Dプリンターでガンダムを作成する際の注意点

3Dプリンターでガンダムを作成する際は以下3つの点に注意しましょう。

  • 売却での目的は違法
  • データをダウンロードする際はウイルスに気をつける
  • 個人間でのデータ売買は避ける

売却での目的は違法

ガンダムに限らず3Dプリンターでフィギュアを作成する際に自宅で展示する分には問題ありません。しかし、作成したガンダムを売買することは著作権などの兼ね合いで原則違法です。

もちろん個人間での売買も違法になるため、作成したガンダムは自宅に飾るなど趣味程度で楽しみましょう。

データをダウンロードする際はウイルスに気をつける

3Dデータは様々なサイトで配布されていますが、中にはサイトに入った際にウイルスに感染してしまうこともあります。データが豊富にある、データの値段が安いなどの理由で無闇にダウンロードを行うのは避けましょう。

仮にクレジットーカード番号や住所入力しなければならない時は必ずサイトの安全性などを十分に調査してください。万が一ウイルス等に感染してしまった場合はすぐにサイトを切断し、専門業者に相談しましょう。

個人間でのデータ売買は避ける

最近ではSNSなどで個人間でデータの売買がされているケースもあります。しかし、トラブルの原因になりかねません。

なかには先にお金を振り込ませ、データを配布しないなどの事例も発生しています。そのため、個人間でのデータを売買することは避けましょう。トラブルに巻き込まれた場合はすぐに警察に相談しましょう。

3Dプリンターでガンダム作るなら光造形方式

ガンダム作るなら光造形方式がおすすめ

本記事では3Dプリンターでガンダムを作成する方法について紹介しました。3Dプリンターでガンダムを作成する際はデータを用意する必要がありますが、データの売買によるトラブルには注意しましょう。

また「どんな3Dプリンターを使用すればいいかわからない」という方は光造形方式の3Dプリンターがおすすめです。高精度で造形時間を短く作成できます。一度に大量の大量の造形も可能です。

ただし、光造形で作成したモノは太陽光などで歪みが起きやすいため取り扱いには注意が必要です。本記事を参考に3Dプリンターでガンダムの作成を楽しんでみてください。

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